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J-GLOBAL ID:201502265799660230   整理番号:15A0708989

トルコの下水処理施設における内分泌撹乱物質(EDCs)の発生,運命および除去

Occurrence, fate and removal of endocrine disrupting compounds (EDCs) in Turkish wastewater treatment plants
著者 (5件):
資料名:
巻: 277  ページ: 202-208  発行年: 2015年10月01日 
JST資料番号: D0723A  ISSN: 1385-8947  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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内分泌撹乱物質(EDCs)は,環境用語で“新興微量汚染物質”に分類されることが多い近年認識されている汚染物質である。これらの物質は動物やヒトの内分泌系の繊細なバランスを妨害し,様々な望ましくない結果を引き起こすことが知られている。天然水中のそれらの供給源は家庭や工業排水である。EDCsの懸念の主な原因は,魚類に蓄積される傾向であり,性別のシフトや産卵の減少を引き起こす。さらに,水サイクルへの妨害の可能性とヒト内分泌系への同時作用が関与している。家庭内の投薬や界面活性剤や農業における農薬の使用量の増加は水系におけるEDCsの蓄積に加わる。水循環におけるEDCsとの戦いでの現在の見解はマルチバリアアプローチである。この概念では,EDCsは廃水ならびに携帯型飲用水で制御しようと試みられている。したがって,従来の下水処理施設でのそれらの除去に関する知識は将来のための持続可能な戦略を確立するために不可欠である。本研究では,5種の異なるEDCs,すなわちヒトから絶えず放出される2種の天然ホルモン,エストロンおよびプロゲステロン;世の中で広く使用されている医薬品であるカルバマゼピン,ジルチアゼムおよびアセトアミノフェンをモデル化合物として選択した。1つのMBRプラントを含む活性スラッジ法の様々な修正の7つのフルスケール生物学的処理プラントの流入液と流出液中で24時間,複合試料を分析した。1つの顕著な知見は,従来のプラントで得た除去であり,これは中規模または実験室規模のMBRプラントで得たものをはるかに上回った。2つの疎水性化合物であるカルバマゼピンとジルチアゼムは,CASスラッジ上に吸着するのに対し,MBRスラッジには吸着しないことを見出した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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下水,廃水の生物学的処理  ,  その他の汚染原因物質 
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