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J-GLOBAL ID：201502265804311494   整理番号：15A0231319

フルディジタル無線&変復調実験室 5 三角関数や対数の計算が得意なCORDICアルゴリズム

著者 (1件)： 西村芳一
資料名： トランジスタ技術
巻： 52  号： 2  ページ： 190-196  発行年： 2015年02月01日 
JST資料番号： L3911A  ISSN： 0040-9413  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,三角関数や対数の計算に最適な計算アルゴリズム「CORDIC(COrdinate Rotation DIgital Computer)」を紹介した。ここでは,まず,ディジタル信号処理の観点からCORDICの優れた特徴を明らかにした(集束条件がいらない,掛け算を使わない,大きなデータ・テーブルを使わない)。次いで,sinとcosを同時に計算できるCORDICの応用として,NCO(Numerically Controlled Oscillator)を使ったI/Qミキサ回路を紹介した。さらに,CORDICを使用する上で注意すべき点を明らかにした(計算できるのは±90°の範囲であるため,これを全角度の360°に展開する必要があること,計算誤差によるオーバーフロー対策を実施する必要があること)。最後に,CORDICを使ってFPGAに17ビット精度のNCOを作り込む方法について,その詳細を説明した。

シソーラス用語： AD変換器 ,  *FPGA ,  *ディジタル信号プロセッサ ,  *計算機アルゴリズム ,  *無線伝送 ,  *信号処理 ,  *変復調器 ,  三角関数 ,  対数 ,  極座標 ,  座標変換 ,  信号特性 ,  AGC回路 ,  正弦波 ,  実験室
準シソーラス用語： *CORDIC ,  信号強度

分類 (2件)： 変復調回路  (NC05050F) ,  通信方式一般  (ND07010E)

タイトルに関連する用語 (8件)： ディジタル ,  無線 ,  変復調 ,  実験室 ,  三角関数 ,  対数 ,  計算 ,  CORDICアルゴリズム