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J-GLOBAL ID:201502265807872969   整理番号:15A0418082

ORC4は母系の減数分裂において突出クロマチンを囲い込む

ORC4 Surrounds Extruded Chromatin in Female Meiosis
著者 (5件):
資料名:
巻: 116  号:ページ: 778-786  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: D0326B  ISSN: 0730-2312  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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複製開始点認識複合体ORC1-6の6つのタンパク質は,DNAの複製開始点のライセンシングに関与する。ORC2が受精直後の分裂後期に母系クロモソームの分配に局在し,G1期の接合体に存在することを以前報告した。今回,我々はORC1および3,5が分裂後期にクロモソームに局在することを発見したが,接合子期のG1期では検出できなかった。ORC6は接合子期を通じて核小体の周縁に局在した。ORC4については,全く予期しなかった極体形成への関与が明らかとなった。母系の減数分裂において,ORC4は球状構造でクロモソーム対を囲い,最終的には極体に移動し卵母細胞には移動しなかった。他の5種類のORCはこの機構に関与しない。接合子期G1において,ORC4は極体の核は包囲したが,前核では検出できなかった。接合体が有糸分裂期に入ると,ORC4は極体でのみ検出された。しかし,ORC4は分裂周期は分配されたクロモソームの両方で検出できた。この時期には,ORC4は極体にあったものも核に移動しており,ORC4あるいは関連するタンパク質がこの時期にDNAに結合できるようになることが示唆された。ORC4が極体になるクロモソームの識別に役に立つ可能性があり,極体放出に関与していることが示唆された。ORC4は母系の減数分裂において極体となるクロマチンを包囲し,分裂後期に細胞質からクロモソームへと移動するが,これは複製ライセンシングタンパク質の様々な役割を示唆している。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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細胞分裂・増殖 
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