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J-GLOBAL ID：201502265856336053   整理番号：15A0661976

水溶液中の痕跡量の多環芳香族炭化水素の検出のためのpH変化を伴う金コロイド溶液に基づく高感度表面増強Raman散乱(SERS)基質

High-Sensitivity Surface-Enhanced Raman Scattering (SERS) Substrate Based on a Gold Colloid Solution with a pH Change for Detection of Trace-Level Polycyclic Aromatic Hydrocarbons in Aqueous Solution

著者 (6件)： SHI Xiaofeng (Ocean Univ. China, Qingdao, CHN) ,  LIU Shu (Ocean Univ. China, Qingdao, CHN) ,  HAN Xiaohong (Ocean Univ. China, Qingdao, CHN) ,  MA Jun (Ocean Univ. China, Qingdao, CHN) ,  JIANG Yongchao (Qingdao Agriculture Univ., Qingdao, CHN) ,  YU Guifeng (Qingdao Agriculture Univ., Qingdao, CHN)
資料名： Applied Spectroscopy  (Applied Spectroscopy)
巻： 69  号： 5  ページ： 574-579  発行年： 2015年05月 
JST資料番号： A0429A  ISSN： 0003-7028  CODEN： APSPA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多環芳香族炭化水素(PAHs)は残留性有機汚染物質であり,生体内に蓄積し,発癌性となるため,その検出は重要である。PAHsの検出法は多く報告されているが,ナノ粒子の機能化などの前処理が必要である。ここでは,パラメターを最適化し,界面活性剤処理が不要な金コロイド溶液を使用する新規なRaman散乱法(SERS)を提案した。57nmの金粒子からなるpH13の溶液において顕著な増強が見られた。PAHsの検出限界は,ナフタレン,フェナントレン,アントラセン,フルオランテンおよびピレンについてそれぞれ6.8,3.4,1.8,0.68および0.44nMであった。水溶液中のこれら5種類のPAHsの定量を行った。PAHsのSERS強度は低濃度のPAHsと良い直線関係を示した。

シソーラス用語： 水溶液 ,  痕跡量成分 ,  pH依存性 ,  パラメータ ,  *芳香族縮合炭化水素 ,  検出限界 ,  水質汚濁物質 ,  コロイド ,  *表面増強Raman分光法 ,  定量分析 ,  ポリアセン
準シソーラス用語： SERS法 ,  金コロイド ,  最適パラメータ ,  多環芳香族炭化水素

分類 (2件)： 水中の汚染物質の物理分析  (CC03080N) ,  炭素多環化合物一般  (CF06010S)

物質索引 (5件)： アントラセン ,  ナフタレン ,  ピレン ,  フェナントレン ,  フルオランテン

タイトルに関連する用語 (9件)： 水溶液 ,  痕跡 ,  多環芳香族炭化水素 ,  pH ,  金 ,  コロイド溶液 ,  高感度 ,  表面増強Raman散乱 ,  基質