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J-GLOBAL ID:201502265891707129   整理番号:15A0547735

キャピラリー液体クロマトグラフィーの固定相としての多孔質ポリマーモノリス中の金属有機フレームワークのin situ合成

In situ synthesis of metal-organic frameworks in a porous polymer monolith as the stationary phase for capillary liquid chromatography
著者 (5件):
資料名:
巻: 140  号:ページ: 2755-2761  発行年: 2015年04月21日 
JST資料番号: A0392A  ISSN: 0003-2654  CODEN: ANALAO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,キャピラリー液体クロマトグラフィー(CLC)の固定相としての多孔質ポリマーモノリス上で,HKUST-1をin situで合成した。制御したlayer-by-layer自己集合法により,HKUST-1を直接成長させるための支持体として,ユニークなカルボキシル官能性ポリ(メタクリル酸-co-エチレンジメタクリラート)(ポリ(MAA-co-EDMA))モノリスを使用した。得られたHKUST-1-ポリ(MAA-co-EDMA)モノリスのX線回折,走査型電子顕微鏡,エネルギー分散型X線分光法,およびFourier変換赤外分光法は,ポリ(MAA-co-EDMA)モノリスの細孔表面に,HKUST-1がうまくグラフト化されたことを示した。ベンゼンジオール,キシレン,エチルベンゼン,およびスチレンなどの種々の小分子の分離に関する,HKUST-1ポリ(MAA-co-EDMA)モノリスのカラム性能を評価した。HKUST-1の密度の増加とともに,クロマトグラフィーの性能が改善することが判明し,HKUST-1ポリ(MAA-co-EDMA)モノリスのカラム効率と分解能は,ベンゼンジオールに関して,それぞれ18320~19890プレート/mと,1.62~6.42であった。HKUST-1ポリ(MAA-co-EDMA)モノリスは,従来のC18およびHKUST-1組み込みポリマーモノリスと比較して,位置異性体の分離に関して向上した分解能を示した。HKUST-1ポリ(MAA-co-EDMA)モノリス内の疎水性,π-π,および水素結合相互作用は,小分子の分離において観察された。結果は,HKUST-1ポリ(MAA-co-EDMA)が,cLCのための有望な固定相であることを示した。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
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高分子固体のその他の性質  ,  第11族,第12族元素の錯体  ,  液体クロマトグラフィー 
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