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J-GLOBAL ID:201502265923840276   整理番号:15A0306514

正方格子の上のスピン1/2J1-J2ハイゼンベルグモデルの量子スピン液体:量子数の射影法と組み合わされた多変数の変分モンテカルロ法による研究

Quantum Spin Liquid in Spin 1/2 J1-J2 Heisenberg Model on Square Lattice: Many-Variable Variational Monte Carlo Study Combined with Quantum-Number Projections
著者 (3件):
資料名:
巻: 84  号:ページ: 024720.1-024720.11  発行年: 2015年02月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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正方格子上のスピン-1/2反強磁性ヘイゼンベルクモデルに対して量子スピン液体の性質を, 最近接サイトJ<sub>1</sub>,および次近接サイトJ<sub>2</sub>間の相互作用を含めて,調査した。量子数の射影法と共に変分モンテカルロシミュレーションを行い,基底状態及び励起状態の位相を明らかにした。0.4<J2/J1<0.6の領域で,ずれた状態と縞状の反強磁性(AF)に挟まれた非磁性相が得られた。スピンギャップの直接計算は,一重項の基底状態から励起した三重項は0.4<J<sub>2</sub>/J<sub>1</sub><0.5においてギャップレスであり,0.5<J<sub>2</sub>/J<sub>1</sub><0.6では価電子結合結晶(VBC)相が安定であることを示した。VBCのオーダーはC<sub>4v</sub>対称の壊れた自発対称性を有する円柱状の対称を持っているようである。ギャップのない領域におけるスピン-スピン及びダイマー-ダイマー相関関数の指数則の振舞いは,代数的な量子スピン液相(臨界相)の出現と一致していた。しかしながら,本結果は,広い臨界領域を有し,閉じ込められた臨界性を有する,ずれたAFとVBC相間の直接量子転移の可能性を完全に排除したわけではない。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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磁性理論  ,  相転移・臨界現象一般 

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