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J-GLOBAL ID:201502265983133900   整理番号:15A0309382

核FGF受容体-1とCREB結合蛋白質: 統合シグナル伝達モジュール

“Nuclear FGF Receptor-1 and CREB Binding Protein: An Integrative Signaling Module”
著者 (7件):
資料名:
巻: 230  号:ページ: 989-1002  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: E0042B  ISSN: 0021-9541  CODEN: JCLLA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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この総説では核制御複合体として働いている線維芽細胞成長因子受容体-1(FGFR1)とそのパートナーCREB結合蛋白質(CBP)の,新しい統合的機能の現在の理解をまとめた。核FGFR1とCBPは,様々な染色体の上で多数の遺伝子と相互作用し制御している。クロマチン及び特異的遺伝子とのFGFR1の動的振動性相互作用は多様な発生シグナルによって媒介される遺伝子制御を受ける。統合的な核FGFR1シグナル伝達(INFS)は,遺伝子制御フィードフォワードとゲート機構を介して,幹細胞と神経前駆細胞の分化をもたらす。FGFR1の核蓄積は多数の細胞型で起こり,INFSの破壊は統合失調症のような発達異常,癌のような転移性疾患で重要な役割を果たしているようだ。INFSの増強は再生目的のために細胞分化を活性化させ,癌幹細胞増殖の中断を提供するために必要な遺伝子制御を調整するのに用いるかもしれない。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現  ,  細胞生理一般 

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