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J-GLOBAL ID：201502266086102322   整理番号：15A0681443

分子動力学シミュレーションにより研究したチタンの均一なせん断駆動の可逆的なαからα′′への相変態と超弾性

Homogeneous shear-driven reversible α-to-α′′ phase transformation and superelasticity of titanium investigated by molecular dynamics simulations

著者 (3件)： LI Yang (Key Lab. of Advanced Materials (MOE), School of Materials Sci. and Engineering, Tsinghua Univ., Beijing 100084, CHN) ,  LI JiaHao (Key Lab. of Advanced Materials (MOE), School of Materials Sci. and Engineering, Tsinghua Univ., Beijing 100084, CHN) ,  LIU BaiXin (Key Lab. of Advanced Materials (MOE), School of Materials Sci. and Engineering, Tsinghua Univ., Beijing 100084, CHN)
資料名： Acta Materialia  (Acta Materialia)
巻： 93  ページ： 105-113  発行年： 2015年07月 
JST資料番号： A0316A  ISSN： 1359-6454  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： せん断は固体相変態における最も基本的な変形モードの一つで,変態プロセスと機構に大きく影響する。分子動力学シミュレーションを採用して,200から500Kまでの異なる温度における均一せん断により駆動された可逆的なαからα′′への相変態を研究した。シミュレーション結果は,相変態機構およびその逆変態機構とそれに伴う結晶学的方位関係を明らかにした。変態機構は実験的あるいはシミュレーションにおけるどちらにおいても衝撃荷重に対するα-Tiの再配向と類似しており,著者らのシミュレーション結果の妥当性を証明した。逆変態機構は温度により変化する2つの変態経路を示し,除荷重に対する2つのタイプの応力-ひずみ曲線をもたらした。異なる温度における応力-ひずみ関係は,低温(200-300K)における優れた超弾性と高温(350-500K)における劣った超弾性を明らかにした。せん断誘起相転移および超弾性に対する温度の影響も明らかにした。シミュレーション結果は,Tiの応力誘起相転移および超弾性に対する新たな識見を与えた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *チタン ,  計算機シミュレーション ,  α相 ,  中間相 ,  *超弾性 ,  剪断 ,  結晶方位 ,  衝撃荷重 ,  除荷 ,  応力歪曲線 ,  応力歪特性 ,  温度依存性 ,  加工誘起変態 ,  逆変態
準シソーラス用語： αダブルプライム相 ,  分子動力学シミュレーション

分類 (3件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  機械的性質  (WB02030U) ,  金属相変態  (CB03020W)

タイトルに関連する用語 (6件)： 分子動力学シミュレーション ,  研究 ,  チタン ,  せん断 ,  相変態 ,  超弾性