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J-GLOBAL ID:201502266088341782   整理番号:15A0720687

特定原材料検査における乾燥海苔製品中のえび・かにDNA検出法の検討

A method for the detection of shrimp/prawn and crab DNAs to identify allergens in dried seaweed products
著者 (10件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 1-10  発行年: 2015年04月24日 
JST資料番号: L4470A  ISSN: 1341-2094  CODEN: NSKGF4  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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甲殻類タンパク質(トロポミオシン)は,海苔を含む加工食品で高頻度に検出されている。アレルギー物質の表示に関する日本の規制では,抽出されたエビとカニのDNAを検出するためのPCR法が,加工食品中のエビとカニを区別するために規定されている。海苔を含有した加工食品では,エビとカニのDNAを抽出することが難しい。我々は,DNeasy mericon Food kitのDNA抽出プロトコールを改良し,凍結乾燥したエビとカニの可食部を1~10,000μg/g含む乾燥海苔粉末から抽出されたDNAを用いて,いくつかの市販のDNA抽出キットと収量・精製度の比較検討を行った。その結果,改良したDNA抽出方法は,PCR法を用いた特異DNAの検出に適した十分なDNAの収量,精製度を示した。抽出DNAの適用性を直接評価するために,スサビノリrbcL遺伝子の塩基配列からプライマーペアを作成した。このプライマーペアは,いくつかの市販の海苔製品や,エビまたはカニを含んだ乾燥海苔粉末から増幅産物を生成することが可能であった。改良したDNA抽出方法により抽出されたエビとカニのDNAの検出下限値は,海苔乾燥粉末1gあたり,それぞれ1μgであった。また,市販の海苔製品においても良好な適用性を示した。改良した方法は,簡便,迅速,高感度であり,乾燥海苔製品において,エビとカニのDNAを検出するために利用可能であった。(著者抄録)
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分類 (2件):
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食品の分析  ,  海藻類 
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