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J-GLOBAL ID:201502266125334791   整理番号:15A0440343

Vibrio parahaemolyticusの鞭毛成分の発現と分泌におけるVcrD1蛋白質の役割

Role of VcrD1 protein in expression and secretion of flagellar components in Vibrio parahaemolyticus
著者 (7件):
資料名:
巻: 197  号:ページ: 397-410  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: A0450A  ISSN: 0302-8933  CODEN: AMICCW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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VcrD1蛋白質はVibrio parahaemolyticusにおけるタイプIII分泌システム(T3SS)1の成分である。野生型とΔvcrD1株のセクレトームの比較分析は,変異体がいくつかの鞭毛成分を含む多様な蛋白質の分泌を欠損していることを示した。特異抗体を用いたウェスタンブロット解析はFlaA,FlgL,FlgEとFlgMのような少なくとも4つの鞭毛成分の分泌がvcrD1変異に影響を受けることを確認し,それは柔らかい寒天プレート上で減少した運動性と変異体の非鞭毛形態と一致していた。もう一つのT3SS1変異体であるΔexsA変異体は減少した運動性を示さないが,付加的ΔvcrD1変異を有する非遊走表現型にならなかった。ΔvcrD1変異体への野生型vcrD1遺伝子の補完は運動性回復を引き起こした。ペリプラズムと膜からの細菌の細胞質の分画はΔvcrD1変異体の細胞質におけるFlaAとFlgMのより低いレベルを示し,VcrD1がV.parahaemolyticusにおいて鞭毛成分の分泌に加えて鞭毛遺伝子の発現を制御するかもしれないことを示した。野生型とΔvcrD1変異株の7つの代表的な鞭毛遺伝子の定量的RT-PCR分析は2つの初期鞭毛遺伝子(flaKとflaL)の転写レベルがvcrD1変異によって減少しないことを証明したが,中期と遅期鞭毛遺伝子はvcrD1変異体でより低いレベルで発現された。この研究は,VcrD1が鞭毛成分の発現と分泌を制御することによってV.parahaemolyticusにおける鞭毛形態形成で役割を果たすという可能性を起した。Copyright 2014 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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分化,増殖,成長,生殖  ,  生物学的機能 
タイトルに関連する用語 (5件):
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