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J-GLOBAL ID:201502266134461526   整理番号:15A0269806

メタノールの酸化反応に高い電極触媒活性を有するPd-Cuナノ合金触媒の室温合成

Room temperature synthesis of Pd-Cu nanoalloy catalyst with enhanced electrocatalytic activity for the methanol oxidation reaction
著者 (5件):
資料名:
巻: 492  ページ: 100-106  発行年: 2015年02月25日 
JST資料番号: D0691C  ISSN: 0926-860X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アルカリ性媒体中でメタノール酸化反応(MOR)に優れた電極触媒活性を有する二金属系Pd-Cuナノ粒子が,易しい室温でのソフトな一化学的方法で,径と組成を制御して合成された。Pd-Cuナノ合金触媒は,EDTAを用いてPd2+とCu2+を鋳型化し,続く室温での高塩基性媒体中での金属-EDTA錯体のヒドラジンによる制御された化学的な還元によって調製された。X線回折パターンは,同粒子が合金構造を有していることを示した。FESEM,EDX,HRTEMおよびSAEDの結果は,さらにPd-Cuナノ合金の生成を支持した。XRDデータとHRTEMおよびSAEDの結果から得られた(111)および(200)面に対応する格子間隔のデータは,室温でのPd-Cuナノ合金の生成を確認した。Pd2+/Cu2+モル比を変化させることで,それら合金ナノ粒子の組成は容易に調節された。同ナノ合金中に存在するCuの量がアルカリ性媒体中でのMORに対する触媒活性で重要な役割を演じ,同Cu濃度が増大すると,触媒活性は増大してPd-Cu(3:1)で最大値に到達し,そして低下した。Pd-Cu(3:1)ナノ合金で得られた最大の質量基準の活性659.4mA/mgは,文献に報告された値よりはるかに優れていた。走査速度を変えたサイクリックボルタンメトリーとクロノアンペロメトリーによる研究は,同ナノ合金物質の電極触媒活性と安定性を確認した。貴金属の含有量の低い同ナノ合金触媒は,直接メタノール燃料電池でのアルカリ性条件下におけるアノードとして有用である。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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物理化学一般その他  ,  電気化学反応  ,  燃料電池 
タイトルに関連する用語 (5件):
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