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J-GLOBAL ID：201502266289087574   整理番号：15A0622467

FeCr中の格子間原子ループの変態

Interstitial loop transformations in FeCr

著者 (4件)： BELAND Laurent Karim (Materials Sci. and Technol. Div., Oak Ridge National Lab., Oak Ridge, TN 37831-6138, USA) ,  OSETSKY Yuri N. (Materials Sci. and Technol. Div., Oak Ridge National Lab., Oak Ridge, TN 37831-6138, USA) ,  STOLLER Roger E. (Materials Sci. and Technol. Div., Oak Ridge National Lab., Oak Ridge, TN 37831-6138, USA) ,  XU Haixuan (Dep. of Materials Sci., Univ. of Tennessee, Knoxville, TN, USA)
資料名： Journal of Alloys and Compounds  (Journal of Alloys and Compounds)
巻： 640  ページ： 219-225  発行年： 2015年08月15日 
JST資料番号： D0083A  ISSN： 0925-8388  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では強力な開放端サドルポイント探索法である,新活性化緩和法(ARTn)をアルゴリズム中に組み込んだ,自己発展型原子運動論モンテカルロ(SEAKMC)アルゴリズムを改良する。ここではFeCr中の10at.%Crにおける37自己格子間原子から成る1/2[111]および1/2[<span style=text-decoration:overline>1</span><span style=text-decoration:overline>1</span>1]ループの反応を調べる。それらは総合的障壁0.85eVで,1/2[111],1/2[<span style=text-decoration:overline>1</span><span style=text-decoration:overline>1</span>1],[100]および[010]の74-自己格子間原子クラスターへと変態する。本研究により,最終的なループの方位を決めることになるクラウディオンの回転を,Crの付着が局部的に抑止することを見いだした。最終的なループの方位はCrの付着の詳細に依存する。一般に,ある方位がある領域で有利になるのは,もしも別の方位の領域との界面に近いCrの,この界面での回転を抑止する能力が,もう一つの界面にあるCrに比べてより大きい場合である。また,置換型Cr原子が相互にロックされた37-自己格子間原子ループ構造の中で,0.35eV以下の障壁でエネルギー的に不利なサイトから有利なサイトへと拡散することができることも見いだされた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *鉄合金 ,  クロム含有合金 ,  *格子間原子 ,  *転位ループ ,  *相変態 ,  鞍点 ,  アルゴリズム ,  モンテカルロ法 ,  ポテンシャル障壁 ,  原子核模型 ,  結晶方位 ,  固体内拡散
準シソーラス用語： キネティックモンテカルロ ,  クラウディオン ,  サドルポイント

分類 (1件)： 金属の格子欠陥  (BK12030F)

タイトルに関連する用語 (3件)： 格子間原子 ,  ループ ,  変態