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J-GLOBAL ID:201502266341471906   整理番号:15A0640922

テトラチアフルバレン-テトラ安息香酸塩配位子に基づく電気活性配位高分子の結晶構造,ガス吸着,および電気化学的性質

Crystal Structures, Gas Adsorption, and Electrochemical Properties of Electroactive Coordination Polymers Based on the Tetrathiafulvalene-Tetrabenzoate Ligand
著者 (6件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 1861-1870  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: W1323A  ISSN: 1528-7483  CODEN: CGDEFU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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酸化還元活性テトラチアフルバレン-テトラ安息香酸塩配位子(TTFTB)による4種類の配位高分子,{[Co2(TTFTB)(2,2′-Bpy)2(H2O)2]・DMF・2H2O}n(1),{[Co2(TTFTB)(4,4′-Bpy)(H2O)6]・DMF}n(2),{[Cd(H2TTFTB)(Bpea)(H2O)2]・DMF・3H2O}n(3),および{[Ba(H2TTFTB)(H2O)2]・DMF・C2H5OH}n(4)(2,2′-Bpy=2,2′-ビピリジン,4,4′-Bpy=4,4′-ビピリジン,Bpea=1,2-ビス(4-ピリジル)エタン)を合成して,それらの結晶構造とガス吸着および電気化学特性を研究した。カルボン酸塩配位子の配位モードは多様に変化して,化合物1,2,4は4結節モード,化合物3は3結節モードを示した。また,金属の結節点は使用した金属イオンによって異なり,1は2結節モード,2は3結節モード,3と4は8結節モードを示し,それぞれ(3,4),(3,8),および(4,8)接合トポロジーの網目構造を形成した。3と4のレドックス特性として,2つの可逆的酸化過程を観測した。また,金属-有機骨格構造(MOF)中のTTF配位子が大きなπ電子雲をもっているためN2よりCO2を選択的に吸着した。これらの結果から,配位骨格構造中にレドックス活性配位子を挿入すると多孔性のレドックス活性結晶をもたらして,ガス分離に有用な吸着物質として利用できることがわかった。
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分類 (3件):
分類
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コバルトとニッケルの錯体  ,  鉄族元素の錯体の結晶構造  ,  固-気界面一般 
物質索引 (5件):
物質索引
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