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J-GLOBAL ID:201502266402022581   整理番号:15A0596585

乾燥地域の河畔樹木Eucalyptus camaldulensis subsp.refulgensでは早期の生理的耐冠水性の後に徐々に水没後の根の回復が続く

Early physiological flood tolerance is followed by slow post-flooding root recovery in the dryland riparian tree Eucalyptus camaldulensis subsp. refulgens
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巻: 38  号:ページ: 1189-1199  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: W0792A  ISSN: 0140-7791  CODEN: PLCEDV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ここでは,強い洪水が偶発的に起こる傾向がある乾燥地域に由来する河畔樹木Eucalyptus camaldulensis subsp.refulgensでの水没に対する生理的および形態的応答と回復を検討した。水害に遭った土壌での実生は88日間で不定根の広がりを作り,幹の肥大化(幹径が93%増大)と通気組織形成による根の空隙率の増大を示す。他のE.camaldulensis亜種での前回の検討結果とは反対に,土壌が冠水してから最低2週間は正味光合成量(Pn)と気孔コンダクタンス(gs)が保持された。その後に両種でのgsの低下(参照用より30%低下)とPnの低下(参照用より19%低下)が徐々に続いた。葉の全可溶性糖類量は水没植物と参照用では差が無かった。根の重量は水没が終わった後も32日間は回復しなかったが,gsは参照用より低くなることは無く,根圏は機能的に補償されていることを示唆している。しかし,洪水後の回復期の間の根の成長が制限されていることは乾燥地域環境での強い根系の重要性を考えると驚くに値する。ここでの結論は,初期の水没耐性は水が制約される環境での乏しい水資源を利用するための適応の可能性である。総じてここでの発見は,特別な洪水体制または生態的地位に対する種の適応に関する水没応答評価の必要性を明らかにしている。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物生理学一般  ,  植物に対する影響  ,  自然災害  ,  森林植物学 

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