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J-GLOBAL ID:201502266654186412   整理番号:15A0562272

高感度光音響イメージングのための還元酸化グラフェンで被覆された金ナノロッドの増強された光音響性能と光熱安定性

Amplified Photoacoustic Performance and Enhanced Photothermal Stability of Reduced Graphene Oxide Coated Gold Nanorods for Sensitive Photoacoustic Imaging
著者 (8件):
資料名:
巻:号:ページ: 2711-2719  発行年: 2015年03月 
JST資料番号: W2326A  ISSN: 1936-0851  CODEN: ANCAC3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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最近,光音響イメージングがバイオフォトニクス診断法の最新技術として注目されている。この技術が利用する光音響信号は,フォトニクスあるいは光破壊にともなう熱膨張,蒸発,化学反応により生じるとされる。これらのなかで,生体医療応用において安全なのは熱膨張機構だけである。光吸収物質をレーザパルスで照射すると,過渡的な熱弾性膨張が生じる。熱膨張の際,光エネルギーの光音響圧力への変換効率が,得られる像のコントラストにとって重要な因子である。しかしながら,熱膨張機構による効率は一般に小さく,光音響イメージングの感度には限界がある。本研究では,この欠点を改良できる還元酸化グラフェンで被覆された金ナノロッド(R-GO-AuNR)からなる複合構造を提案した。優れた近赤外吸収と熱移動特性が高いことにより,R-GO-AuNRは優れた光熱安定性と高い光音響性能を示した。強い光熱効果には,酸化グラフェンの存在が大きく関係していることを実験的に示した。また,有限要素法による計算結果から,R-GO-AuNRのまわりの電場は,裸のAuNR,あるいは,R-GOと比べて4倍大きな電磁場が生じることがわかった。さらに,R-GO-AuNRは,深組織イメージングプローブとして有望である。
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