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J-GLOBAL ID：201502266679146555   整理番号：15A0440179

ダイズPI230970に由来するアジア産ダイズの赤さび病耐性遺伝子Rpp2の微細マッピング

Fine mapping of the Asian soybean rust resistance gene Rpp2 from soybean PI 230970

著者 (7件)： YU Neil (Univ. of Illinois, Dep. of Crop Sciences, 1101 W. Peabody Drive, 61801, Urbana, IL, USA) ,  KIM Myungsik (Rural Dev. Administration of Korea, Dep. of Functional Crop, National Inst. of Crop Sci., 20th, Jeompiljaero ...) ,  KING Zachary R. (Univ. of Georgia, Inst. of Plant Breeding, Genetics and Genomics & Dep. of Crop and Soil Sciences, 111 Riverbend ...) ,  HARRIS Donna K. (Univ. of Georgia, Inst. of Plant Breeding, Genetics and Genomics & Dep. of Crop and Soil Sciences, 111 Riverbend ...) ,  BUCK James W. (Univ. of Georgia, Dep. of Plant Pathology, 1109 Experiment Street, 30223, Griffin, GA, USA) ,  LI Zenglu (Univ. of Georgia, Inst. of Plant Breeding, Genetics and Genomics & Dep. of Crop and Soil Sciences, 111 Riverbend ...) ,  DIERS Brian W. (Univ. of Illinois, Dep. of Crop Sciences, 1101 W. Peabody Drive, 61801, Urbana, IL, USA)
資料名： Theoretical and Applied Genetics  (Theoretical and Applied Genetics)
巻： 128  号： 3  ページ： 387-396  発行年： 2015年03月 
JST資料番号： D0382B  ISSN： 0040-5752  CODEN： THAGA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アジア産ダイズの赤さび病(ASR)耐性遺伝子Rpp2を,一連の植物耐性(R)遺伝子があるGlyma.Wm82.a2上の188.1kbの遺伝子区間の中に微細マッピングした。菌類Phakopsora pachyrhizi Syd.&P.Syd.が引き起こすアジア産ダイズ赤さび病(ASR)は世界中の主要なダイズ[Glycine max(L.)Merr.]生産国では深刻な病害であり,上限75%に及ぶ収量損失を起こす。ASR耐性遺伝子の正確な染色体位置決めは耐性とそれら遺伝子のクローニングのためのマーカー利用選抜の有効性改善に対とって極めて重要である。この検討の目的は導入種(PI)230970由来のASR耐性遺伝子Rpp2の微細マップの作成である。前回Rpp2はダイズ染色体16上の12.9-cMの遺伝子区間の中でマッピングされた。F₂とF₃での遺伝子組換え事象の耐性遺伝子に隣接する単純配列反復(SSR)と一塩基多型(SNP)マーカー類を利用した特定により微細マッピングを始動した。17種類の遺伝子組換え植物を特定した後に,その遺伝子領域を漏れなく埋めている残りの遺伝子マーカー類を使って個々の遺伝子組換えの位置の決定を検討した。それら選抜植物の後代をSSRマーカー類によりASR耐性に対して検定した結果,Williams82参照用ゲノム(Glyma.Wm82.a2)上の188.1kbの範囲にRpp2がマッピングされる結果になった。10個のToll/インターロイキン-1受容体(TIR)-ヌクレオチド結合サイト(NBS)-ロイシン富化(LRR)反復遺伝子類を含む12個の遺伝子類はGlyma.Wm82.a2.v1遺伝子モデルマップ上のその範囲内に存在すると予測した。それら10個の遺伝子の内8個はArabidopsisTIR-NBS-LRR遺伝子AT5G17680.1と相同であった。特定したSSRとSNPマーカー類はRpp2と近接しており,この検討で紹介した候補遺伝子情報はMASと遺伝子クローニング研究に対して重大な資源となるはずである。Copyright 2014 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ダイズ ,  アジア ,  赤さび病 ,  遺伝子 ,  *耐病性遺伝子 ,  *遺伝学実験技術 ,  雑種 ,  菌類 ,  サビキン目 ,  分離育種 ,  常染色体 ,  組換 ,  トランスジェニック植物 ,  IL1受容体 ,  Toll様受容体 ,  Arabidopsis
準シソーラス用語： F2雑種 ,  Glycine max ,  Phakopsora pachyrhizi ,  Toll/IL-1受容体 ,  クローニング ,  マーカー利用選抜 ,  遺伝子組換 ,  遺伝子組換え植物 ,  染色体16 ,  染色体位置決め ,  *微細マッピング

分類 (4件)： 菌類による植物病害  (FC04052Y) ,  豆類  (FC03035U) ,  植物生理学一般  (EH02010Y) ,  遺伝子の構造と化学  (EC02020U)

タイトルに関連する用語 (5件)： ダイズ ,  アジア ,  赤さび病 ,  耐性遺伝子 ,  微細マッピング