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J-GLOBAL ID:201502266736249625   整理番号:15A0746979

ハロゲン化イミダゾリウムイオン液体における局所秩序性および遠距離相関性 分子動力学およびXAS組合わせ研究

Local order and long range correlations in imidazolium halide ionic liquids: a combined molecular dynamics and XAS study
著者 (5件):
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巻: 17  号: 25  ページ: 16443-16453  発行年: 2015年07月07日 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ハロゲン化イミダゾリウムイオン液体(IL),すなわち1-アルキルl-3-メチルイミダゾリウムブロミド([Cnmim]Br,n=5,6,8,10)およびヨージド([C6mim]I)の構造特性の詳細なキャラクタリゼーションを,分子動力学シミュレーションとEXAFS分光の組合わせにより行った。局所三次元結合パターンを形成するアニオンとイミダゾリウム頭基を持つ,[Cnmim]Br ILにおける局所秩序の存在が証明された。これは,カチオンに結合するアルキル鎖の長さに関わらず,ず全ての[Cnmim]Br IL類に見られた。一方,アルキル鎖の伸長に対して,これらILの遠距離構造の著しい差異が強調された。理論的X線構造因子をMDシミュレーションにより計算したところ,全ての[Cnmim]Br ILに対して低いqピークが見出され,これは遠距離構造相関の存在を示唆している。カチオン上のアルキル鎖の増加により,低いqピークはより遠距離に相当する小さなq値に移動し,強度と鋭さが増大した。[C6mim]Brと[C6mim]Iにおけるイオン三次元配列間の類似点と相違点が強調され,そしてBr-とI-はイミダゾリウム環の最も酸性の水素原子への近接性に対する差異が見出された:I-イオンは特異的にイミダゾリウム環平面の上下に位置したのに対して,Br-イオンは高い確率で環と同一平面上に位置した。ハロゲン化アルキルイミダゾリウムILのBrとIのK端EXAFSスペクトル定量的分析を,MDシミュレーションから得られた系のミクロ的記述に基づき行った。理論的および実験的EXAFS信号間の非常に良好な一致が得られ,本研究で調べた全てのハロゲン化アルキルイミダゾリウムILに対するMD構造結果の信頼性の評価を可能にした。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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融解塩  ,  物理化学一般その他 
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