文献
J-GLOBAL ID:201502266976527967   整理番号:15A0718187

安定な経静脈用ジスルフィラム含有脂肪乳剤の処方と調製

Formulation and preparation of a stable intravenous disulfiram-loaded lipid emulsion
著者 (6件):
資料名:
巻: 117  号:ページ: 869-878  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: B0531A  ISSN: 1438-7697  CODEN: EJLST  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究は,癌治療における臨床応用を改良するために,ジスルフィラム含有脂質エマルジョン(DSF-LE)を調製した。DSF-LEsは,それらの外観,粒度分布,pH値,および薬物分解性について特徴づけした。しかしながら,DSF-LEsは著者らの以前の研究で用いたpH値およびレシチンによって影響を受けた可能性があり,化学的安定性が劣ることがわかった。pHを制御するために,緩衝塩およびCO2をそれぞれ使用して,そして保護ガスとしてCO2を用いたとき,加速試験におけるDSF分解度は有意に減少したことを観察した。天然抽出レシチンおよび合成レシチンの研究は,レシチンがより多くのホスファチジルエタノールアミン(PE)を含有して,その高い過酸化性のためDSFのいっそうの分解を引き起こすことを示した。分解機構に関する限り,レシチンの不飽和アシル基の過酸化過程で発生したフリーラジカルは,不安定なジエチルジチオカルバミン酸(DDC)を生成するためにDSFと反応することができて,DDCは容易にCS2とジエチルアミンへ分裂したことが推測された。ジエチルアミンは,DSF-LEsのpHを上昇させるアルカリ性化合物であり,DSFのさらなる分解をもたらす。最後に,60°Cで5日間および25°Cで3か月間で加速された後でも,最適なDSF-LEは良好な安定性をもって得られた。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物の代謝と栄養一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る