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J-GLOBAL ID：201502266989134859   整理番号：15A0293765

骨組織工学および再生医療のための天然物系ナノ複合材料 概説

Natural-Based Nanocomposites for Bone Tissue Engineering and Regenerative Medicine: A Review

著者 (3件)： PINA Sandra (3B’s Res. Group - Biomaterials, Biodegradables and Biomimetics, Univ. of Minho, Headquarters of the European Inst. ...) ,  OLIVEIRA Joaquim M. ,  REIS Rui L.
資料名： Advanced Materials  (Advanced Materials)
巻： 27  号： 7  ページ： 1143-1169  発行年： 2015年02月 
JST資料番号： W0001A  ISSN： 0935-9648  CODEN： ADVMEW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生体組織工学や再生医療は損傷した組織および器官を修復し再生させることを目的とした機能代替物の開発のための注目技術を提供してきた。骨の階層的な性質に着想を得た生体組織工学のためのナノ構造バイオ材料が細胞接着および増殖,ひいては新たな骨成長を促進する能力によって従来のマイクロサイズ材料と比べて特に注目されつつある。バイオポリマーマトリックスと生物活性ナノサイズ充填材を含むナノ複合材料が特に重要である。生分解性,高い機械的強度および骨集積ならびに靭帯組織の形成がそのような材料に求められる特性である。バイオポリマーは,細胞外マトリックスとの類似性,特異的な分解速度および良好な生物的性能により有利である。一方,リン酸カルシウムは良好な骨誘導性,再吸収性および生物適合性を備えている。本論文においては,利用可能な天然ポリマー/リン酸カルシウムナノ複合材料,それらの設計および特性についての概要を示した。組織工学用バイオミメティック戦略としての足場材,ヒドロゲルおよびファイバーならびに加工方法論を記載した。ナノ複合材料の特異的な生物特性ならびに生物活性分子の使用を含む,細胞との相互作用に力点を置いた。動物モデルを用いるナノ複合材料のin vivo研究も概説し,考察した。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ナノ複合材料 ,  ナノ構造 ,  医用素材 ,  *生体工学 ,  *再生医療 ,  *生体高分子 ,  *リン酸カルシウム ,  ヒドロゲル ,  骨組織工学
準シソーラス用語： バイオポリマ ,  生物材料

分類 (3件)： 固-液界面  (CB12050B) ,  塩  (CD01050V) ,  医用素材  (GA05040H)

タイトルに関連する用語 (4件)： 骨組織工学 ,  再生医療 ,  天然物 ,  ナノ複合材料