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J-GLOBAL ID：201502267063086342   整理番号：13A1715080

マウスにおける肝細胞癌の正所性移植腫瘍モデルの確立

Establishment of an orthotopic transplantation tumor model of hepatocellular carcinoma in mice

著者 (7件)： Zhao Guijun (Coll. of Life Sciences, Inner Mongolia Univ., Inner Mongolia Autonomous Region, Hohhot) ,  Xu Lixia (Inst. of Digestive Disease, Dep. of Medicine and Therapeutics, Li Ka Shing Inst. of Health Sciences, the Chinese ...) ,  Chu Eagle S H (Inst. of Digestive Disease, Dep. of Medicine and Therapeutics, Li Ka Shing Inst. of Health Sciences, the Chinese ...) ,  Zhang Ning (Dep. of Gastroenterology, First Affiliated Hospital, Sun Yat-sen Univ., Guangdong, Guangzhou) ,  Shen Jiayun (Inst. of Digestive Disease, Dep. of Medicine and Therapeutics, Li Ka Shing Inst. of Health Sciences, the Chinese ...) ,  Damirin Alatangaole (Coll. of Life Sciences, Inner Mongolia Univ., Inner Mongolia Autonomous Region, Hohhot) ,  Li Xiaoxing (Shenzhen Res. Inst., the Chinese Univ. of Hong Kong, Guangdong, Shenzhen)
資料名： World Journal of Gastroenterology  (World Journal of Gastroenterology)
巻： 18  号： 47  ページ： 7087-7092  発行年： 2012年 
JST資料番号： C2580A  ISSN： 1007-9327  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 【目的】マウスモデルにおいて正所性移植の結果を改善して,正所移植腫瘍モデルを確立するために,ヌードマウスにおいて吸収性ゼラチンスポンジ(AGS)を使った。【方法】安定してルシフェラーゼ遺伝子を発現するMHCC-97L肝細胞癌(HCC)細胞を,ヌードマウスの皮下領域に注射した。1週後に異所性腫瘍を収集し,ヌードマウスの左肝臓葉に移植した。AGSを用いて,ヌードマウス正所移植腫瘍モデルを確立した。HCCにおける腫瘍抑制因子である,腫ようサプレッサ遺伝子,Pax遺伝子5(Pax5)をHCC細胞に形質移入してモデルを確証した。腫瘍増殖を,生物発光画像技術によって測定した。半定量的逆転写ポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR法)と病理組織学を用いて,MHCC-97lの細胞系統から移植された腫瘍の腫瘍形成性を確かめた。【結果】著者等は,AGSを使ってヌードマウスにおける正所性移植腫瘍モデルをうまく開発した。腫瘍移植の成功率は,対照群における60%からAGSを用いた実験群における100%まで向上した。蛍光発光の検出は,すべての生ヌードマウスにおいて腫瘍が成長したことを示した。マウスを,AGS群,AGS+/Pax5群およびAGS+/PAX5+群の3群に分けた。腫ようサイズは,対照マウス(P<0.0001)と比較して,Pax5形質移入されたヌードマウスにおいてかなりより小さかった。これら蛍光発光結果は,手術の間の観察で一貫した。病理検査はさらに,異所性腫瘍からの生体組織がHCCであることを確認した。RT-PCR法からの結果は,HCCがMHCC-97Lの細胞から始まるということを証明した。【結語】AGSの使用は,高い成功率を有する間接的同所性肝移植腫瘍モデルを確立する簡便で効率的方法である。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： *肝細胞癌 ,  癌抑制遺伝子 ,  レポーター遺伝子 ,  肝臓移植 ,  生理活性因子 ,  *腫瘍移植 ,  ホメオボックス遺伝子
準シソーラス用語： Pax遺伝子 ,  ルシフェラーゼ遺伝子 ,  腫瘍サプレッサ遺伝子 ,  腫瘍抑制因子 ,  同所性肝移植

分類 (2件)： 消化器の疾患  (GH03000W) ,  消化器の腫よう  (GH04000D)

タイトルに関連する用語 (5件)： マウス ,  肝細胞癌 ,  移植 ,  腫瘍 ,  モデル