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J-GLOBAL ID:201502267080058948   整理番号:15A0674295

両性高分子電解質ヒドロゲル層を係留したPVDF膜の防汚性強化

Antifouling enhancement of PVDF membrane tethered with polyampholyte hydrogel layers
著者 (4件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 1367-1373  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: C0640A  ISSN: 0032-3888  CODEN: PYESA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本報では,両性高分子電解質ヒドロゲル層を係留した防汚性ポリフッ化ビニリデン(PVDF)膜の調製と特性を記述した。この膜の作製では,[2-(メタクリロイルオキシ)エチル]トリメチルアンモニウムクロリドと2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸モノマを,架橋剤としてN,N’-メチレンビスアクリルアミドを用いてラジカル共重合により,両性高分子電解質ヒドロゲル層を作製すると共に,アルカリ処理したPVDF膜上にグラフトした。ATR-FTIRとXPS分析により,PVDF膜表面に両性高分子電解質ヒドロゲル層が共有結合で固定されていることを確認した。両性高分子電解質ヒドロゲル層のグラフト効率は,架橋剤量に連れて増加した。特に高グラフト率膜はヒドロゲル層が目視でき,膜の細孔を完璧に被覆していることを示した。グラフト層の親水性のために,本改質膜は元のPVDF膜よりもはるかに低い蛋白質吸着を示した。繰り返しろ過試験の結果,PVDF膜に両性高分子電解質ヒドロゲル層を導入後は,可逆および不可逆膜汚染両者とも,軽減することを示した。本報は,防汚性を得るために,疎水性膜表面にヒドロゲルを共有結合で係留するための効果的な反応経路を提供する。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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ハロゲン含有重合体  ,  高分子固体のその他の性質  ,  共重合 
物質索引 (3件):
物質索引
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