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J-GLOBAL ID:201502267189626393   整理番号:14A0949247

抗カリエスのDNAワクチンによって誘発された分泌型IgA抗体は,in vitroStreptococcus mutansバイオフィルムの形成を遮断する

Anti-caries DNA vaccine-induced secretory immunoglobulin A antibodies inhibit formation of Streptococcus mutans biofilms in vitro
著者 (5件):
資料名:
巻: 34  号:ページ: 239-246  発行年: 2013年 
JST資料番号: C0089D  ISSN: 1671-4083  CODEN: APSCG5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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【目的】in vitro Streptococcus mutans(S.mutans)接着とバイオフィルム形成における抗カリエスDNAワクチンによって誘発された唾液の分泌型IgA(S-IgA)抗体の効果を研究する。【方法】成熟雌Wistarラットを抗カリエスのDNAワクチンpGJA-P/VAXで鼻腔内に免疫化した。唾液サンプルは,免疫後の異なる時点で回収し,唾液中のS-IgA抗体濃度とS.mutansの固着に対するその抑制を調べた。最も強い抑制効果を有する唾液におけるS-IgAの影響を3つの種々の段階,すなわち成熟したバイオフィルムの獲得被膜,バイオフイルム形成及び生産で検討した。各ステージにおける16時間での生存細菌数及びバイオフィルムの深さをコロニー形成単位のカウント及び共焦点レーザー走査顕微鏡(CLSM)を用いて測定した。後天的ペリクル及びそのS.mutansを伴う凝集におけるS-IgAの関与をCLSMで観察した。【結果】唾液におけるS-IgAタイターは免疫後10週でピークに達しS.mutans固着に対する最強の抑制を示した。唾液前処理された群におけるバイオフィルムのコロニーと深さはそれぞれ制御群より少ない41.79%と41.02%であった。共存培養群におけるバイオフィルムのコロニーと深さは,対照群より少ない27.4%と22.81%であった。S.mutans及びS-IgAの集合が共存培養後CLSMで観察された。成熟段階バイオフィルムにおいて種々の群の間で差異は観察されなかった。【結語】これらの結果は,抗カリエスDNAワクチンは,歯の表面上にS.mutansの初期固着を遮断しそれによって後天的ペリクル上のS.mutansの蓄積が減少することによる虫歯を防止することができる特定のS-IgA抗体の生成を誘導することを示している。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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生薬の薬理の基礎研究 

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