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J-GLOBAL ID:201502267199737290   整理番号:15A0679597

要因配置設計と組み合わせたカーボンナノチューブ上で固定されたL-プロリンを用いたFI-HG-AASによるビスマスのオンライン固相抽出

On-line solid phase extraction of bismuth by FI-HG-AAS using l-proline immobilised on carbon nanotubes combined with factorial design
著者 (7件):
資料名:
巻: 122  ページ: 70-75  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: D0072A  ISSN: 0026-265X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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この研究は,オンラインフロー注入水素化物生成原子吸光分析(FI-HG-AAS)システムを用いた水中でのBi(III)の信頼できる予備濃縮および測定のためのL-プロリンで官能化された多層カーボンナノチューブ(pro-MWCNTs)の分析能力をさらに探究した。カーボンナノチューブ凝集を避けるために,官能化pro-MWCNTsおよび低分子量ポリエチレンで充填されたマイクロカラム上で,予備濃縮がおこなわれた。完全要因配置設計を用いることによって,最適化がおこなわれた。最適化プロセスへ関連する因子は,溶離剤の濃度および試料のpHであった。2.3mm(i.d)×25mmのマイクロカラム(pro-MWCNTs正味長さ:10mm)中で基体を充填し,最善性能が達成され,pHは7.0で,溶離剤(HCl)の濃度は10%(v/v)であった。最適条件下で,基体の吸着能力が0.1mgg-1であることがわかり,160の予備濃縮係数(PF)が得られた。わずか3.0mgの基体を使用した場合に,0.7ngL-1の検出限界が得られた。Bi(III)信号へ影響を及ぼす干渉が注意深く研究された。相対標準偏差(RSD)として表わされた精度が0.1μgL-1レベル(n=10)で1.5%であることがわかった。標準物質(SRM)NIST1643e(水中での極微量元素)を用いて,全解析手順の正確さ試験がおこなわれ,結果は認証値と良く一致した。異なる種類の水中でのBi(III)の定量測定に対してシステムが評価された。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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抽出  ,  無機物質中の元素の物理分析 
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