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J-GLOBAL ID：201502267292732886   整理番号：14A1324014

ポルフィリンコアを有するポリ(ε-カプロラクトン)-block-ポリ(グルコンアミドエチルメタクリラート)の合成及び特性

Synthesis and Properties of Porphyrin-Cored Poly-(ε-Caprolactone) - Block-Poly(Gluconamidoethyl Methacrylate)

著者 (3件)： Huang Yafei (Pharmacy Dep. of Lishui District People’s Hospital of Nanjing City, Jiangsu, Nanjing) ,  Zhang Yuhua (Pharmacy Dep. of Lishui District People’s Hospital of Nanjing City, Jiangsu, Nanjing) ,  Tang Bing (Pharmacy Dep. of Lishui District People’s Hospital of Nanjing City, Jiangsu, Nanjing)
資料名： Jingxi Huagong  (Jingxi Huagong)
巻： 30  号： 12  ページ： 1331-1338,1343  発行年： 2013年 
JST資料番号： W1078A  ISSN： 1003-5214  CODEN： JIHUFJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： ポルフィリンコアを有する3種類の4腕星状ポリ(ε-カプロラクトン)-b-ポリ(グルコンアミドエチルメタクリラート)(4sPCL-b-PGAMA)共重合体を,開環重合及び原子移動ラジカル重合を経由して合成した。ターゲット生成物の構造を1H-NMR,GPC及びUV-Visの方法で特性化した。DSCの結果,共重合体中の親水性ポリ(グルコンアミドエチルメタクリラート)(PGAMA)の質量分率が0%から79%に増加すると,結晶化度は73.9から0.9に減少し,PGAMAによってポリ(ε-カプロラクトン)(PCL)の結晶化を効率的に改良できることが判明した。同じ数のポテンシャルポルフィリンコアを有するテトラキス(4-ヒドロキシフェニル)-ポルフィリン(THPPH_2),4sPCL_(24)及び4sPCL_(24)-PGAMA_(37)の蛍光消光度(ΔI)を,蛍光プローブ法によって調べた結果,ΔI_(THPPH_2)>ΔI_(4sPCL_(24))>ΔI_(4sPCL_(24)-PGAMA_(37)であることが判明した。それによって,重合骨格によってポルフィリンコアの自己消光を成功裏に遅延できることが明らかになった。PGAMAの質量分率が79%から21%に減少すると,4sPCL-b-PGAMA自己集合凝集体のモルホロジーは76nmで球状ミセルからにミミズ状の凝集体に変化し,最後に200nmでベシクルに変化した。更に,コンカナバリンA(ConA)を共重合体のミセル溶液に添加するとUV-Vis吸収率は大変増加し,水溶液中で架橋したより大きな凝集体が生成することが判明した。これによって,4sPCLb-b-PGAMAがConAを特異的に認識することが判明した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： ポリカプロラクトン ,  *共重合体 ,  開環重合 ,  原子移動ラジカル重合 ,  結晶度 ,  ミセル ,  凝集体 ,  消光 ,  大環状化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  架橋化合物
準シソーラス用語： ポリ(ε-カプロラクトン) ,  蛍光消光 ,  結晶化度

分類 (1件)： 高分子化学一般  (CG01000B)

物質索引 (1件)： ポルフィリン

タイトルに関連する用語 (1件)： ε-カプロラクトン