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J-GLOBAL ID:201502267524342702   整理番号:15A0627908

花蜜から分離したPseudomonas株によるバイオサーファクタント産生

Biosurfactant production by Pseudomonas strains isolated from floral nectar
著者 (10件):
資料名:
巻: 118  号:ページ: 1370-1384  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: A0635A  ISSN: 1364-5072  CODEN: JAMIFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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花蜜から分離したバイオサーファクタント産生Pseudomonas株のスクリーニングと同定をし,産生したバイオサーファクタントを特性化し,バイオサーファクタント産生におよぼすさまざまな炭素源の影響を調べた。8株の蜜由来のPseudomonas株のうち4株が,バイオサーファクタントを産生した。三つのハウスキーピング遺伝子(16S rRNA遺伝子,rpoBとgyrB)に基づいた系統発生学的解析,分離株は蛍光菌と密接に関連するグループおよびPseudomonas fragiとPseudomonas jesseniiと密接に関連するグループを含む二つのグループに分かれた。花蜜のPseudomonasは,まざまな非混和性炭素源で増殖可能であったが,単一の炭素源としてオリーブ油,ヒマワリ油あるいは廃フライヒマワリ油などの植物油を使用したときにのみ界面活性剤を産生した。薄層クロマトグラフィー(TLC)と超高速液体クロマトグラフィー-精密質量分析(UHPLC-amMS)に基づいた構造特性は,バイオサーファクタント活性が脂肪酸(C16:0;C18:0;C18:1とC18:2)およびそれらのモノとジグリセリドの産生によるものであることを明らかにした。4株のバイオサーファクタント産生花蜜Pseudomonasを同定した。活性化合物は,脂肪酸(C16:0;C18:0;C18:1とC18:2)および原料のトリグリセリドの加水分解により産生したモノとジグリセリドとして同定した。バイオサーファクタント産生微生物に関する研究は,主に土壌や水環境から分離された微生物に焦点を当てていた。初めて,花蜜の環境をバイオサーファクタント産生用の新規供給源としてスクリーニングした。花蜜は,高浸透圧と変動するpHレベルでの過酷な環境を表しているので,バイオサーファクタント産生微生物のための蜜の生息地のさらなるスクリーニングは,さまざまな環境条件に対して広い許容性をもつ新規バイオサーファクタントの発見につながる可能性があった。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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代謝と栄養  ,  合成洗剤 
タイトルに関連する用語 (4件):
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