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J-GLOBAL ID:201502267553628984   整理番号:15A0688561

阻害濃度以下のリンコマイシンはStreptomyces亜種による二次代謝産物産生を増強する

Lincomycin at Subinhibitory Concentrations Potentiates Secondary Metabolite Production by Streptomyces spp.
著者 (5件):
資料名:
巻: 81  号: 11  ページ: 3869-3879  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: A0427A  ISSN: 0099-2240  CODEN: AEMIDF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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リボソームを標的とする翻訳阻害抗生物質の低濃度存在下での抗生物質産生Streptomyces種の二次代謝産物産生効果を調べた。S.coelicolor,S.lividans,およびS.griseus培地にクリンダマイシン,クロラムフェニコール,エリスロマイシン,ゲンタマイシン,リンコマイシン,ストレプトマイシン,テトラサクリン,チオストレプトン,およびタイロシンを添加し,青色色素アクチノロジン(ACT)産生を指標として評価したところ,リンコマイシンがMIC以下で特に強くACT産生を増強することが分かった。MICの1/12あるいは1/3のリンコマイシン存在下で,S.lividans 1326はACTを含む複数の抗菌化合物を産生し,それら代謝産物はリンコマイシン不在下では検出できなかった。バイオアッセイおよび質量分析から,代謝産物は新規カルシウム依存的抗生物質であることが分かった。リンコマイシン添加によって,FOF1 ATPシンターゼαおよびβサブユニット発現と細胞内ATPレベルが増加し,代謝活性化への寄与を示唆した。
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分類 (1件):
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抗生物質発酵 

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