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J-GLOBAL ID：201502267780943217   整理番号：15A0709138

貯水池流入河川の湾形成の空間-時間的流体力学及び藻類ブルームのモデリング解析

Spatial-temporal hydrodynamic and algal bloom modelling analysis of a reservoir tributary embayment

著者 (3件)： MAO Jingqiao (State Key Lab. of Hydrology-Water Resources and Hydraulic Engineering, Hohai Univ., Nanjing 210098, CHN) ,  JIANG Dingguo (Coll. of Civil and Hydroelectric Engineering, China Three Gorges Univ., Yichang 443002, CHN) ,  DAI Huichao (State Key Lab. of Hydrology-Water Resources and Hydraulic Engineering, Hohai Univ., Nanjing 210098, CHN)
資料名： Journal of Hydro-Environment Research  (Journal of Hydro-Environment Research)
巻： 9  号： 2  ページ： 200-215  発行年： 2015年06月 
JST資料番号： W2369A  ISSN： 1570-6443  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 過去10年間に藻類ブルームにより三峡ダムの支川湾形成がしばしば起こされた。本研究では富栄養支川湾化,Xiangxi Bayにおける流体力学の空時的変化と藻類ブルームの動態を研究するため3次元水力学・水質モデルを構築した。研究領域は水力学的に明確な縦方法の勾配を示し,概して河流縦方向に,河川型;中間型;湖沼型;及び本流支配型の4つの帯域に特徴づけすることができた。きれいな貯水池に対する典型的な縦方向ゾーニングに比べて,隣接する貯水池本流の直接的な影響のため,湾口付近に追加的な本流被影響ゾーン(約5~10km長)が存在した。藻類ブルームと関連する重要な水質成分(クロロフィル,窒素,リン,及び珪素など)の輸送と変形が十分にシミュレーションできた。さらに,モデリング結果と原位置水質観測値を結合して藻類ブルームの動態を検討した。Xiangxi湾における藻類ブルーム(発生と分布)には強い空間依存性がみられた:i)2003~2012年の間,藻類ブルーム事象の73.9%程度は先ず,中間型と湖沼型領域の10km長の範囲内でみられた。ii)クロロフィル濃度の空間パターンは流体力学の縦方向の分散と密接に関連していた。本稿の1つの結論は,中間型及び湖沼型領域の比較的静かな環境が藻類増殖に好ましい条件を提供すること,したがって,藻類ブルームの始動と貯水池支川の湾化の水準のリスク評価のために縦方向のゾーニングを利用できる可能性を示唆している。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 流体力学 ,  水質汚濁 ,  微生物汚染 ,  *藻類 ,  *増殖 ,  地域制 ,  環境モデル ,  支川 ,  *湾 ,  地域 ,  *湖沼 ,  *河川
準シソーラス用語： *藻類ブルーム ,  水の華 ,  縦方向ゾーニング ,  ゾーニング ,  水質モデル ,  *湾形成 ,  三峡ダム地域 ,  流入河川

分類 (1件)： 湖沼汚濁  (SB02030Q)

タイトルに関連する用語 (8件)： 貯水池 ,  流入河川 ,  湾 ,  流体力学 ,  藻類 ,  ブルーム ,  モデリング ,  解析