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J-GLOBAL ID:201502267802634469   整理番号:13A1705988

中国人の大腿骨頭壊死とステロール調節エレメント結合蛋白質2およびIGF結合蛋白質3遺伝子多型の相関

Association of sterol regulatory element binding protein 2 and insulin-like growth factor binding protein 3 genetic polymorphisms with avascular necrosis of the femoral head in the Chinese population
著者 (8件):
資料名:
巻: 125  号: 22  ページ: 4037-4043  発行年: 2012年 
JST資料番号: C2567A  ISSN: 0366-6999  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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【背景】ステロール調節エレメント結合蛋白質(SREBP)2は,脂質ホメオスタシスでコレステロール生合成経路の遺伝子発現を促すことによって重要な役割を果たす。インシュリン様成長因子結合蛋白質(IGFBP)ファミリーは成長および代謝を調節し,特に骨細胞代謝は骨壊死と相関する。しかしながら,大腿骨頭壊死(ANFH)のリスクとそれらの遺伝子多形の相関はめったに報告されていない。著者らはSREBP-2とIGFBP-3遺伝子多形が中国人において増加するANFHリスクと関連を測定した。【方法】SREBP2遺伝子の2つの一塩基多型(rs2267439とrs2267443),IGF結合蛋白質3遺伝子の1つ(rs2453839)を選択して,直接配列決定法検査によって49人のANFH患者と42人の対照個体で遺伝子型決定した。【結果】ANFH群におけるSREBP2のrs2267439TTとrs2267443GA,IGFBP-3のrs2453839TTとCTの頻度は,それぞれ増加および減少する傾向(正常な対照群に対して)を示した。遺伝子の相互作用分析は,ANFH患者におけるSREBF-2のrs2267439TTとrs2267443GA遺伝子型輸送の頻度が対照群よりかなり高いことを明らかにした(P<0.05)。多形と臨床表現型の間の関連解析は,IGFBP-3のrs2453839TT遺伝子型を持つANFH患者における疾患経過がCT+CCキャリアのものよりかなり短いことを実証した(P<0.01)。ステージIII/IVの両側性股疾患がある患者におけるCT+CC遺伝子型頻度は,ステージIII/IV片側性障害とステージII/III両側性病変を有するそれらより有意に高かった(P<0.05-0.02)。【結語】著者らの結果は,SREBP-2遺伝子多形の相互作用とIGFBP-3の多形と臨床表現型との関係が中国人おいて増加するANFHリスクに密接にかかわると示唆した。・・・Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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分子遺伝学一般 

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