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J-GLOBAL ID:201502267864280248   整理番号:15A0295462

ヘリウムおよび水素選択的炭素中空繊維膜:熱分解等温時間の影響

Helium and hydrogen selective carbon hollow fiber membranes: The effect of pyrolysis isothermal time
著者 (7件):
資料名:
巻: 142  ページ: 176-181  発行年: 2015年03月04日 
JST資料番号: T0428B  ISSN: 1383-5866  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,炭素モレキュラシーブ(CMS)中空繊維膜を,前駆体物質としてP84共重合体-ポリイミド,不活性ガスとしてアルゴンを用い,3種の熱分解手順で製造した。具体的には,熱分解条件を,最終熱分解温度1173Kにおける等温時間に関して変化させた(5,30,および60分)。製造した炭素中空繊維膜(CHFMs)のすべてに対し,333Kにおいて,He,H2,CO2,O2,N2,およびCH4パージガスの純ガス透過率測定を行なった。結果は,より高温におけるより長い等温時間(すなわち保持時間)は,より選択的であるが低生産性のCMS膜をもたらすことを示す。製造した炭素中空繊維膜は,特にヘリウムの気体混合物と水素の気体混合物に対して極めて高い透過選択性値を示す。実際,He/CH4,H2/CH4,He/N2,およびH2/N2のガスの組に対して得られた最大理想選択性値はそれぞれ,2925,5500,350,および600に至った。さらに,ガス混合物実験は,対応する計算値より高い選択性値を示す。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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