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J-GLOBAL ID：201502267889222366   整理番号：15A0445074

相変化蓄熱用の調整可能な融解温度と高い熱伝導率を持つ金属マトリックス-金属ナノ粒子複合材料

Metal Matrix-Metal Nanoparticle Composites with Tunable Melting Temperature and High Thermal Conductivity for Phase-Change Thermal Storage

著者 (4件)： LIU Minglu (Arizona State Univ., Arizona, USA) ,  MA Yuanyu (Arizona State Univ., Arizona, USA) ,  WU Hsinwei (Arizona State Univ., Arizona, USA) ,  WANG Robert Y. (Arizona State Univ., Arizona, USA)
資料名： ACS Nano  (ACS Nano)
巻： 9  号： 2  ページ： 1341-1351  発行年： 2015年02月 
JST資料番号： W2326A  ISSN： 1936-0851  CODEN： ANCAC3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Agマトリックス中へ相変化Biナノ粒子を埋込んだナノ複合材料を作成した。ナノ粒子の合成とナノ複合材料の形成の段階を分離して,複合材料中のナノ粒子の大きさ,形状,及び体積比率を正確に制御した。通常の有機相変化材料に比べて,同じ体積比率で熱エネルギー密度が50-100%改善されることを示した。ナノ粒子の直径を8.1nmから14.9nmへ大きくすると,融解温度が236°Cから252°Cへ上昇することが分った。Agマトリックスはナノ粒子の合体を防ぎ,100回の融解-凝固サイクル後で融解挙動は変化しなかった。Agマトリックスによって,熱伝導率も非常に高くなり,13nm直径のBiナノ粒子を10%体積比率含む複合材料の熱伝導率は128W/m・Kであった。有効媒質近似により,熱伝導率を計算し,13nm直径Biナノ粒子に対して体積比率を10%から35%へ増やすと,熱伝導率は142W/m・Kから47W/m・Kへ変化することを示した。

シソーラス用語： 蓄熱 ,  銀 ,  *ビスマス ,  *ナノ粒子 ,  埋込み【挿入】 ,  材料 ,  融点 ,  *熱伝導率 ,  有効媒質近似 ,  マトリックス【母体】
準シソーラス用語： *相変化材料

分類 (1件)： 比熱・熱伝導一般  (BL05021E)

タイトルに関連する用語 (7件)： 相変化 ,  蓄熱 ,  融解温度 ,  熱伝導率 ,  マトリックス ,  金属ナノ粒子 ,  複合材料