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J-GLOBAL ID:201502267922710118   整理番号:15A0454415

タンザニアにおいてウシと一緒に,及び一緒ではなく放牧されているスイギュウ,ワイルドビースト及びシマウマ由来の糞便試料における抗菌剤耐性

Antimicrobial resistance in faecal samples from buffalo, wildebeest and zebra grazing together with and without cattle in Tanzania
著者 (9件):
資料名:
巻: 118  号:ページ: 966-975  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: A0635A  ISSN: 1364-5072  CODEN: JAMIFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【目的】本研究の目的は,ウシと野生動物の共放牧の実行が野生型有蹄動物への抗生物質耐性細菌の伝播のリスクを構成するかどうかを調べることであった。【方法と結果】ウシが禁止されているタンザニアのMikumi国立公園(MNP),及び共放牧を実行したNgorongoro保護地域(NCA)由来のスイギュウ(n=35),ワイルドビースト(n=40),シマウマ(n=40)及びウシ(n=20)から,糞便試料を採集した。選択した抗生物質に対して耐性の大腸菌群及び腸球菌の数を測定した。野生動物は一般的にウシよりも多数の耐性大腸菌及び腸球菌を保持したが,ウシとの共放牧の野生動物における一般的な影響はなかった。バンコマイシン耐性腸球菌を野生動物試料に検出し,セフォタキシム及びエンロフロキサシンに耐性な大腸菌をすべての野生動物由来分離株間に認めたが,ウシ由来には認めなかった。qPCRにより得たsulII遺伝子数の培養非依存的推定は2か所の試料場所由来の野生動物間において違わず,一方,tetWはNCAよりもMNP由来試料において有意に高かった。【結論】抗生物質耐性細菌はウシと共に放牧されている有蹄動物において,この相互作用のない有蹄動物よりも高頻度で見出されることはなかった。【研究の意義と影響】本研究は,抗生物質耐性細菌の伝播が野生動物とウシとの共放牧後の高頻度事象であることを示さなかった。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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飼養管理  ,  自然保護  ,  集団遺伝学 

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