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J-GLOBAL ID:201502268087593373   整理番号:15A0694015

ケイ素フタロシアニン(Pc)4の光線力学抗細菌効果

The Photodynamic Antibacterial Effects of Silicon Phthalocyanine (Pc) 4
著者 (7件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 7851-7860 (WEB ONLY)  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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メチシリン耐性Staphylococcus aureus(MRSA)のような通性嫌気性グラム陽性球菌における抗生物質耐性株の出現は世界規模の健康に係わる事項である。典型的には,MRSA株は病院のような施設と結びついて見出されるが,最近のデータはそれらは院外感染性としてより広く流行しているということを思わせる。細菌感染の発生率と患者数は以下の場合につれて増加するだろうと考えられている:(a)広域スペクトル抗生物質の使用頻度および免疫抑制薬治療の増加;(b)侵襲的な医療処置数の増加;および(c)好中球減少症とHIV感染の発生率がより高くなる。それゆえ,例えば光線力学療法(PDT)のようなより適切な処置が必要とされる。PDTは光との相互作用,すなわち光増感剤と,細胞毒効果を引き起こすために酸素分子を必要とする。本研究では,(a)メチシリン感受性Staphylococcus aureus(MSSA)(ATCC 25923);(b)院外感染性のメチシリン耐性Straphylococcus aureus(CA-MRSA)(ATCC 43300);および(c)院内感染性メチシリン耐性Straphylococcus aureus(HA-MRSA)(PFGE 300型)に対しする有効性を検討し,ケイ素フタロシアニン(Pc)4で増感された光線力学療法によって引き起こされる細胞毒性の機構を調べた。本研究のデータは共焦点画像分析を含み,この分析はPc4がすべてのS.aureus株によって救い上げられ,37度で3時間の培養とそれに続く2.0J/cm2の光照射された1.0μMという低濃度Pc4が細胞の生存を2~5log低減させることを確かめた。これらの結果は有望ではあるが,PDTが耐性菌を絶滅するための替わりえる処理法として使用される前に,これらの病原体を取り除く際にPc4に基づくPDTが用いる細胞死の機構をまず明確にしなければならない。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
臨床治療学  ,  非金属の錯体 

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