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J-GLOBAL ID：201502268813478201   整理番号：15A0266692

大環状フェナントロリン-Cu錯体の触媒活性を利用した[3]ロタキサン合成 車軸前駆体長の顕著な影響

Synthesis of [3]Rotaxanes that Utilize the Catalytic Activity of a Macrocyclic Phenanthroline-Cu Complex: Remarkable Effect of the Length of the Axle Precursor

著者 (5件)： YAMASHITA Yoshiaki (Dep. of Chemistry, Fac. of Sci., Tokyo Univ. of Sci., 1-3 Kagurazaka, Shinjuku, Tokyo 162-8601 (Japan)) ,  MUTOH Yuichiro ,  YAMASAKI Ryu ,  KASAMA Takeshi ,  SAITO Shinichi
資料名： Chemistry - European Journal  (Chemistry - European Journal)
巻： 21  号： 5  ページ： 2139-2145  発行年： 2015年01月26日 
JST資料番号： W0744A  ISSN： 0947-6539  CODEN： CEUJED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 嵩高いtris[4′-シクロヘキシル-(1,1′-ビフェニル)-4-イル]メチル遮断基を持つアルキン化合物の酸化二量化により,大環状フェナントロリンと2つの車軸成分から成る[3]ロタキサンを調製した。大環状フェナントロリン-Cu錯体の触媒活性を利用し,環内部へ2つの車軸成分を通した。15か20のメチレン基を持つアルキン化合物は高収率で[3]ロタキサンを与える一方,6つのメチレン基を持つ軸は非常に低い収率で[3]ロタキサンを与えた。また,[3]ロタキサン合成に及ぼす環サイズの影響を調べた。[3]ロタキサンは,より小さなサイズの大環状フェナントロリン化合物を用いる時,単離できなかった。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 車軸 ,  *窒素複素環化合物 ,  *大環状化合物 ,  *銅錯体 ,  遷移金属触媒 ,  *アルキン ,  *メチレン基 ,  *芳香族化合物 ,  二量化 ,  酸化 ,  *ロタキサン ,  収率 ,  鎖長効果 ,  環 ,  依存性
準シソーラス用語： サイズ依存性 ,  *ビフェニル誘導体 ,  *フェナントロリン誘導体 ,  錯体触媒

分類 (6件)： シクロファン,カテナン,ロタキサン,カリキサレン,ノット(三つ葉結び目)  (CF06120M) ,  八員環以上の複素環化合物  (CF07120T) ,  第11族,第12族元素の錯体  (CE01050Y) ,  アルキン  (CF03040E) ,  芳香族単環炭化水素  (CF05020W) ,  反応に及ぼす構造の効果  (CF02110Z)

物質索引 (4件)： 1,1,1-トリス(4′-シクロヘキシルビフェニル-4-イル)-21-(4-エチニルフェノキシ)ヘニコサン ,  1,1,1-トリス(4′-シクロヘキシルビフェニル-4-イル)-16-(4-エチニルフェノキシ)ヘキサデカン ,  2,9-[1,3-フェニレンビス[オキシ(8,1-オクタンジイル)オキシ(4,1-フェニレン)]]-1,10-フェナントロリン ,  1,4-ビス[4-[21,21,21-トリス(4′-シクロヘキシルビフェニル-4-イル)ヘニコサン-1-イルオキシ]フェニル]ブタジイン

タイトルに関連する用語 (8件)： 環状 ,  フェナントロリン ,  Cu ,  錯体 ,  触媒活性 ,  ロタキサン ,  車軸 ,  前駆体