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J-GLOBAL ID:201502269043823564   整理番号:15A0608445

in vitroおよびin vivoでの効率的なsiRNA輸送のための内部ジスルフィド結合を持つ生分解性ステアリル化ペプチド

Biodegradable Stearylated Peptide with Internal Disulfide Bonds for Efficient Delivery of siRNA In Vitro and In Vivo
著者 (11件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 1119-1130  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: W1325A  ISSN: 1525-7797  CODEN: BOMAF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Arg(R),His(H),Cys(C)単位から構成されたH3CR5Cペプチド(HR)をFmoc固相合成し,親油性の膜への親和性を増すためにステアリン酸との反応でN末端His単位にステアリル基を導入(SHR),さらにシステインを加えてペプチドのシステイン端末を2O2酸化し,架橋ポリペプチド(SHRss)とした。架橋ポリペプチドはPBS緩衝溶液中で自己集合し,正荷電Arg単位を外側,ステアリル基置換His単位を内側にしたベシクルを形成した。N/P比=10(ζ電位=20~40mV)でsiRNAを内部に取り込み,SHRss/siRNAポリプレックス(径100~300nm)を生成した。SHRss/siRNAは血清中で安定であった。細胞質の還元的雰囲気でシスチン架橋は速やかに生分解し,siRNAをアンパッキングして放出した。ルシフェラーゼ発現性HeLa細胞やmCherry発現性HEK293細胞との複合体と共培養し,siRNAトランスフェクション濃度ではSHRssは細胞毒性がなく,RNAiをリポフェクタミン2000(コントロール)と比較し蛍光色の発現がはるかに少ないことを確認した。異種移植腫瘍を持つBalb/cマウスモデルでのin vivo実験でルシフェラーゼ発現の著しい低下を確認した。SHRssはsiRNAデリバリベクタとして有望である。
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分類 (3件):
分類
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ペプチド  ,  遺伝子発現  ,  細胞・組織培養法 
物質索引 (7件):
物質索引
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