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J-GLOBAL ID：201502269115367852   整理番号：15A0674876

BK117ヘリコプタの開発~設計と型式証明~(その7)6.2 構造-強度編

著者 (1件)： 吉村勉 (川崎重工業)
資料名： 航空技術  (Aviation Engineering)
号： 723  ページ： 34-49  発行年： 2015年06月01日 
JST資料番号： F0175A  ISSN： 0023-284X  CODEN： KKGJA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 川崎重工業(株)(KHI)とドイツのメッサーシュミット・ベルコウ・ブルーム社(MBB社)の共同開発によるBK117ヘリコプターの開発・設計および型式証明にいたるまでの経緯を説明した連載記事の7回目である。本稿ではBK117の機体構造強度証明がどのように行われたかについて,耐空性審査要領(耐審)第3章強度の規定にそって紹介した。本稿では,安全余裕,荷重(耐審3-1-1項)[荷重に関する耐審の基準,構造部材力の計算],強度及び変形(耐審3-1-3項)及び強度(耐審3-1-4項)の証明[強度及び変形に関する耐審基準,強度の証明に関する耐審基準,静強度試験,燃料タンク支持構造動的荷重試験の実施],飛行荷重(耐審3-2項)[運動方程式と計算パラメタ(慣性能率,ロータからの荷重の扱い方)],操縦面および操縦系統の荷重(耐審3-3項)[水平尾翼とエンドプレート,操縦系統支持構造],地上荷重(耐審3-4項)[クロスチューブの特性,耐審と規定との関係],非常着陸状態(耐審3-7項)[耐審の規定,設計方針,設定終極慣性力],疲労(耐審3-8項)[耐審Amdt16と最新規定の違い,BK117原型機の疲労設計(疲労評価の対象とする機体構造部品,機体構造部品の疲労評価)],疲労関連不具合の実機例[BO105ロータスマストヘッド,KV107中・後胴結合部フレームアングルおよびBK117における事故例)],静強度と疲労強度の評価方法の違い等,BK117開発における耐空性審査要領の展開状況を説明した。

シソーラス用語： *ヘリコプタ ,  *製品開発 ,  *型式証明 ,  機体 ,  構造強度 ,  耐空性 ,  審査 ,  操縦系統
準シソーラス用語： BK117

分類 (2件)： 航空機  (QK06000K) ,  研究開発  (QA01040P)

タイトルに関連する用語 (4件)： ヘリコプタ ,  開発 ,  設計 ,  型式証明