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J-GLOBAL ID:201502269148751399   整理番号:15A0670594

Znq+-イミダゾール(q=0,1,2)有機金属錯体のキャラクタリゼーション DFT法 vs 標準の明示的相関ポストHartree-Fock法

Characterization of Znq+-imidazole (q = 0, 1, 2) organometallic complexes: DFT methods vs. standard and explicitly correlated post-Hartree-Fock methods
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巻: 17  号: 22  ページ: 14417-14426  発行年: 2015年06月14日 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究はゼオライトイミダゾール骨格(ZIF)およびZn酵素亜単位であるZnq+-Im(q=0,1,2)錯体の結合,構造およびスペクトルを検討した。ベンチマーク計算において分散修正密度汎関数理論(DFT)ならびに標準および明示的相関ab initio法を用いた。中性Zn0Imは二種の安定な弱い結合形,(1)フェロセン状積層構造および(2)平面σ型錯体を見出した。これはフェロセン状積層構造をもつZn(0)有機化合物として最初の報告である。イオン性の最も安定な異性体はσ型結合錯体である。これらの錯体の振動,NBO,電荷および軌道解析に続いて共有結合および非共有結合相互作用の種々のタイプの役割を考察した。中性種では共有結合および非共有結合相互作用を経由するvan der Waals(vdW)および電荷移動が働き,一方,イオン種ではZnからImへの電荷移動による結合が支配的である。これらの知見はZIFおよびZn酵素中の構造および結合の微視的理解に重要である。さらにM05-2XおよびPBE0汎関数はポストHartree-Fock法に近い結果を与え,共有結合および非共有結合相互作用の同時,正確な記述において有効かつ高信頼性であることを確かめた。新しく実装したM11汎関数もまた非共有結合相互作用の記述に適している。従って,ZIFおよびZn酵素などのZnおよびImからなる大きい錯体の研究にM05-2XおよびPBE0を推薦した。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
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第11族,第12族元素の錯体  ,  酵素一般  ,  分子の電子構造 

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