抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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インターロイキン(IL-9)の蛋白質およびm RNAレベルと全身性ループスerytbematosus(SLE)患者の末梢血中CD4~+IL-9~+T細胞の頻度を検討し,SLEの病因と糖質コルチコイドの影響における二重陽性T細胞とIL-9の役割を探索すること。方法28入院SLE患者を対象とし,正常対照として選択した12名の健常ボランティア。末梢血中のIL-9のmRNAレベルはリアルタイムポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR),酵素結合免疫吸着検定法(ELISA)によりIL-9の血漿蛋白質およびフローサイトメトリーによるCD4~+IL-9~+T細胞の頻度により測定した。二群間の差異と糖質コルチコイドの影響を解析した。結果は正常対照(P < 0.01)と比較して,(1)IL-9のmRNA量は,SLE患者で有意に上昇していた。IL-9の血清レベルは健常者よりも活性及び不活性SLE患者で有意に高かった(68±11 vs 26±6 ng/L, P < 0.01; 56±14 vs 26±6ng/L, P<0.05)。CD4~+IL-9~+T細胞の割合は活動性SLE患者(1.96%±0.31%)対不活性SLE患者(0.89%±0.13%, P < 0.01)と健康な対照(0.28%±0.05%, P < 0.001)で増加した。不活性であったSLE患者でより高い対照(P < 0.05)。(2)IL-9の血清レベルおよびCD4~+IL-9~+T細胞の頻度は,積極的SLE疾患活動性指数(SLEDAI)と相関していた。(3)CD4~+IL-9~+T細胞の頻度と8未処理活性SLE患者におけるIL-9の血清レベルはメチルプレドニソロン(0.8mg~(-1)d~(-1))対前処理でのそれらの治療後週1 2及び3で減少した。IL-9およびCD4~+IL-9~+T細胞の結論異常はSLEの病因に重要な役割を果たす可能性がある。またCD4~+IL-9~+T細胞の頻度とIL-9のレベルは,SLE活動性と重症度の評価パラメータである。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】