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J-GLOBAL ID：201502269920857203   整理番号：15A0175103

三種類のトルイジン異性体から誘導されたシッフ塩基ニッケル(II)錯体における冷結晶化

Cold Crystallization in Schiff-Base Nickel(II) Complexes Derived from Three Toluidine Isomers

著者 (7件)： IWASE Katsunori (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  IWASE Katsunori (DENSO CORPORATION, Aichi, JPN) ,  NAGANO Yuta (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  YOSHIKAWA Isao (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  HOUJOU Hirohiko (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  YAMAMURA Yasuhisa (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  SAITO Kazuya (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 118  号： 48  ページ： 27664-27671  発行年： 2014年12月04日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 排熱回収用蓄熱材料開発を目指し,2-ヒドロキシ-1-ナフトアルデヒドとo-トルイジン又はp-トルイジンの間の反応により合成した配位子を用い,二種類の錯体,ビス[1-(2-メチルフェニル)-イミノメチルナフタレン-2-オラト]ニッケル(II)及びビス[1-(4-メチルフェニル)-イミノメチルナフタレン-2-オラト]ニッケル(II)を合成した。キャラクタリゼーションを,XRD,DSCにより行った。DSC測定では,昇温プロセスで起こる冷結晶化がオルト及びメタ錯体では観測されたがパラ錯体では観測されなかった。分子エネルギーのDFT計算からは,分子の柔軟性に冷結晶化現象が関係していることを示唆する結果が得られた。

シソーラス用語： 芳香族アミン ,  ニッケル錯体 ,  *Schiff塩基錯体 ,  *結晶化 ,  X線回折 ,  示差走査熱量測定 ,  密度汎関数法 ,  柔軟性 ,  分子エネルギー ,  異性体 ,  トルイジン類
準シソーラス用語： *シッフ塩基錯体

分類 (1件)： 固相転移  (BL04020G)

タイトルに関連する用語 (6件)： 異性体 ,  誘導 ,  シッフ塩基 ,  ニッケル ,  錯体 ,  結晶化