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J-GLOBAL ID：201502269940282037   整理番号：15A0265086

生物医学的応用向けに抗微生物及び抗酸化作用を有するp(AAm/TA)ベースIPNヒドロゲル膜

p(AAm/TA)-based IPN hydrogel films with antimicrobial and antioxidant properties for biomedical applications

著者 (3件)： SAHINER Mehtap (Leather Engineering Dep., Engineering Fac., Ege Univ., 35100, Bornova, Izmir, TUR) ,  SAGBAS Selin ,  BITLISLI Behzat Oral
資料名： Journal of Applied Polymer Science  (Journal of Applied Polymer Science)
巻： 132  号： 16  ページ： ROMBUNNO.41876  発行年： 2015年04月20日 
JST資料番号： C0467A  ISSN： 0021-8995  CODEN： JAPNAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 天然ポリマータンニン酸(TA)と合成ポリアクリルアミド(PAAm)から成る相互貫入ポリマネットワーク(IPN),半IPN又は全IPNをTAの同時架橋及び非架橋でのPAAmヒドロゲル膜合成中のTA挿入により調製した。異なる量のTAを含有するp(AAm/TA)ベース半IPN及びIPNヒドロゲルの合成はレドックス重合とエポキシ架橋の同時使用により実施した。PAAmベースヒドロゲルは37.5°CのpH7.4及び9においてそれぞれ9及び2日以内で完全に分解した。PAAm,半IPN及びIPNの生体適合性をWSTアッセイと二重染色により試験した。それらはL929線維芽細胞に対して~20μgmL^-1濃度までで75%細胞生存率を有した。IPN及び半IPNヒドロゲルの抗酸化作用をFC及びABTS^-法により調べた。TA含有IPN及び半IPNヒドロゲルの抗微生物作用を3つの汎用菌株,大腸菌ATCC8739,黄色ぶどう球菌ATCC6538及び枯草菌ATCC6633に対して調べた。その結果,p(AAm/TA)ベース半IPN及びIPNヒドロゲルが効果的な抗微生物及び抗酸化材料であることが分かった。さらに,37.5°CのpH7.4のリン酸緩衝液中で半IPN及びIPNヒドロゲルからほとんど丸一日にわたって線形TA放出プロフィールが得られた。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *多価フェノール ,  *ポリアクリルアミド ,  *IPN重合体 ,  ヒドロゲル ,  機能性高分子 ,  生体適合性高分子 ,  分解性高分子 ,  レドックス重合 ,  多官能性エポキシ樹脂 ,  酸化防止 ,  *抗微生物作用 ,  生存率 ,  培養細胞 ,  ドラッグデリバリーシステム ,  利用 ,  ポリエチレングリコールジアクリレート ,  架橋重合 ,  架橋剤 ,  開環重合 ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボアミド ,  ビニル化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  芳香族カルボン酸 ,  カルボン酸エステル
準シソーラス用語： 細胞生存率 ,  親水性ポリマー ,  生物医学的応用

分類 (3件)： 高分子固体のその他の性質  (CG02025L) ,  高分子と低分子との反応  (CG03020L) ,  医用素材  (GA05040H)

物質索引 (3件)： アクリルアミド ,  タンニン酸 ,  トリメチロールプロパントリグリシジルエーテル

タイトルに関連する用語 (6件)： 生物医学的応用 ,  抗微生物 ,  抗酸化作用 ,  Ta ,  IPN ,  ヒドロゲル