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J-GLOBAL ID:201502270229667617   整理番号:15A0248311

改善された表面と生物学的特性を持つエリサン(Philosamia ricini)とタサールサン(Antheraea mylitta)絹フィブロインブレンドからの新規エレクトロスピニングナノファイバ足場の開発

Development of novel electrospun nanofibrous scaffold from P. ricini and A. mylitta silk fibroin blend with improved surface and biological properties
著者 (4件):
資料名:
巻: 48  ページ: 521-532  発行年: 2015年03月01日 
JST資料番号: W0574A  ISSN: 0928-4931  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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なんら表面改質(例えば,RGD被覆)なしで細胞接着と増殖を刺激する生体材料は,再生医療の強力かつコスト効率の高い足場を提供する。本研究では,エレクトロスピニング法によってエリサンとタサールサン絹(ET)それぞれから絹フィブロインブレンド足場の物理化学的性質と細胞支援の可能性を評価した。走査電子顕微鏡と透過型電子顕微鏡研究は,繊維径が平坦な形態を有する200から800 nmの範囲にあることを見出した。ET足場の空隙率は2.5と5 nmの間の細孔径で79±5%であることが判明した。同様に,カイコガ(BM)絹フィブロインとゼラチンナノファイバ足場を調製し対照とした。ETとBM足場の極限引張強さはそれぞれ1.83±0.13MPaと1.47±0.10MPaであることを見出した。 ETの測定接触角(親水性の尺度)は,(54.7°±1.8°)BM(62°±2.3°)よりも低いことが判明しました。 ET上にアパタイトを堆積する能力はBMナノ繊維のそれに匹敵した。すべての足場は臍帯血由来の間葉系幹細胞(hMSC)で播種されin vitroで14日間培養された。免疫蛍光研究は,BMとゼラチンよりもET上に成長したMSCsでより高い代謝活性を有する細胞接着の強化を明らかにした。ET足場はまたBMとゼラチンより高い量の細胞接着分子(CD29/CD44)の発現とより高い増殖速度を示し,それはMTTアッセイDNA量推定分析,フローサイトメトリー及びSEM研究によって確認された。全体的に,ET足場は将来の臨床応用のための骨組織移植片を開発する上で可能性を有すると結論付けることができた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
医用素材  ,  運動器系の基礎医学  ,  生物学的機能 

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