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J-GLOBAL ID：201502270298655000   整理番号：15A0638905

PIA法を導入したシャドウグラフ法による凹面振動子音場の映像化

著者 (1件)： 今野和彦 (秋田大)
資料名： 超音波Techno  (超音波テクノ)
巻： 27  号： 3  ページ： 57-60  発行年： 2015年06月01日 
JST資料番号： L2344A  ISSN： 0916-2410  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 筆者らはインパルス状の音波を平面振動子から放射したときの音場観測を行っており,更に,凹面振動子の音場についても焦点付近での波形変化や音圧極性の変化の映像化を行っている。本稿では,いわゆる基本波音場と高調波音場をシャドウグラフ法にパルスインバーションアベレージング法(PIA法)を導入したシステムを用いて観測を行う方法について解説した。PIA法は,単一の二層型圧電振動子で超音波を送受波し,オシロスコープにより時間平均を行い,二次高調波を観測するために提案された簡易な手法であると概説した。このPIAを用いたシャドウグラフ法による超音波の観測実験を行い,この実験結果から,PIAなしに比べPIAありの波長が半分になっていることが分かった。また,凹面振動子の焦点付近の波面の変化が基本波と二次高調波とでは異なることが分かった。

シソーラス用語： *音場 ,  *映像 ,  音波 ,  焦点 ,  基本波 ,  高調波 ,  *圧電振動子 ,  *超音波 ,  オシロスコープ ,  *振動子 ,  *凹面 ,  *観測
準シソーラス用語： インパルス ,  二次高調波

分類 (2件)： 音波伝搬  (BB03030G) ,  圧電デバイス  (NC03110I)

タイトルに関連する用語 (6件)： PIA ,  シャドウグラフ ,  凹面 ,  振動子 ,  音場 ,  映像