文献

J-GLOBAL ID：201502270474415178   整理番号：15A0620882

色素増感太陽電池の長期安定性に及ぼす種々の溶媒に基づいた電解質の影響

Impact of Electrolytes Based on Different Solvents on the Long Term Stability of Dye Sensitized Solar Cells

著者 (2件)： MOHANTY Shyama Prasad (Dep. of Metallurgical Engineering and Materials Sci., Indian Inst. of Technol. Bombay, Mumbai 400076, IND) ,  BHARGAVA Parag (Dep. of Metallurgical Engineering and Materials Sci., Indian Inst. of Technol. Bombay, Mumbai 400076, IND)
資料名： Electrochimica Acta  (Electrochimica Acta)
巻： 168  ページ： 111-115  発行年： 2015年06月20日 
JST資料番号： B0535B  ISSN： 0013-4686  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本稿は,60日間の熱(60°C)と照明下での色素増感太陽電池(DSSCを)の光電気化学特性に及ぼす電解質の調製に使用される様々な溶媒の影響を示した。この研究は,4つの異なる溶媒を用いて実施した。即ち,ドナー数,粘度及び誘電率の点で異なっている3-メトキシプロピオニトリル(MPN),N-メチル-2-ピロリドン(NMP),プロピレンカーボネート(PC)及びγ-ブチロラクトン(GBL)。溶剤としてMPN,PC及びGBLに基づいた電解液を有するDSSCの場合,パフォーマンスは時間とともに減少した。これとは対照的に,電解液中の溶媒としてNMPを有するDSSCのために,J_SCの増加,したがって,最大15日間の効率が,徐々に減少が次に観察されているが,60日後にその初期値に留まっていた。しかしながら,そのようなセルのV_OCは,時間と共に減少した。上記の観察のための2つの原因が考えられる。チタニア表面からNMP分子の脱着は,エイジングに伴って発生した。第二に,シーラントとNMPとの反応以下の電解液中に浸出した亜鉛イオンは,チタニアの表面に吸着した。様々な溶媒系電解質を用いて調製したセルのエイジング現象の背後にある原因は,DSSCの電気インピーダンス分析,電解質の光アノードのエネルギー分散型X線分光法(EDS)及び同様の条件でエイジングを受けたシーラント試料を含み誘導結合プラズマ原子発光分光法(ICP-AES)を用いて分析された。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *太陽電池 ,  *色増感 ,  安定性 ,  溶媒 ,  *電解質 ,  粘度 ,  電気化学インピーダンス ,  光電気化学 ,  誘電率 ,  電解液 ,  酸化チタン ,  脱着 ,  時効処理 ,  シーラント ,  亜鉛化合物 ,  金属イオン ,  酸素複素環化合物 ,  無機酸エステル ,  ラクトン
準シソーラス用語： *色素増感太陽電池 ,  長期安定性 ,  電気インピーダンス分光法 ,  光電気化学特性 ,  チタニア ,  エイジング【時効】 ,  亜鉛イオン

分類 (3件)： 太陽電池  (NC03084O) ,  電気化学反応  (CB07050F) ,  その他の1ヘテロ原子五員複素環化合物  (CF07078T)

物質索引 (4件)： 3-メトキシプロピオニトリル ,  N-メチル-2-ピロリドン ,  プロピレンカーボネート ,  γ-ブチロラクトン

タイトルに関連する用語 (4件)： 色素増感太陽電池 ,  長期安定性 ,  溶媒 ,  電解質