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J-GLOBAL ID：201502270512224543   整理番号：15A0609337

固体高分子形燃料電池のカソード触媒層へのマイクロ波処理による発電性能向上

Power Performance Improvement by Microwave Processing to the Cathode Catalyst Layer of the Polymer Electrolyte Fuel Cell

著者 (9件)： 石鍋雅夫 (中部大学工学部) ,  中島宏 (FC&R-D) ,  荒木俊貴 (中部大学工学部) ,  今枝健一 (中部大学工学部) ,  伊藤響 (中部大学工学部) ,  中山和也 (中部大学工学部) ,  佐藤元泰 (中部大学工学部) ,  梅野正義 (中部大学工学部) ,  河村益徳 (中部大学工学部)
資料名： 電気学会論文誌 B  (IEEJ Transactions on Power and Energy)
巻： 135  号： 5  ページ： 345-346 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： S0809A  ISSN： 0385-4213  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 固体高分子形燃料電池の性能を高めるために,カソード触媒層イオノマの酸素透過性・撥水性・触媒活性化の研究開発および発電性能を高めるための研究の一環として,本論では,固体高分子形燃料電池の乾燥状態のカソード触媒層に対して超音波処理と同様にマイクロ波処理によって発電性能が向上することを明らかにした。本検討は,イオノマにミクロな割れを生じさせることによる発電性能の向上を目指すものであるが,今回の結果の要因の一つとして,SEM画像で示したカソード表面の割れの発生が考えられる。

シソーラス用語： *固体高分子形燃料電池 ,  カソード ,  *触媒 ,  性能分析 ,  イオノマ ,  微小亀裂 ,  表面亀裂 ,  電子顕微鏡観察 ,  走査電子顕微鏡
準シソーラス用語： マイクロ波処理 ,  発電性能 ,  イオン伝導体

分類 (2件)： 燃料電池  (YB04040V) ,  その他の発電  (NB03140M)

引用文献 (6件)：

• (1) H. Yoshikakwa, Y. Hishinuma, and T. Chikahisa: “Performance of a Polymer Electrolyte Fuel Cell for Automotive Applications (1^st. Report)”, JSME Trans. (B), Vol. 66, No. 652 (2000) (in Japanese)
• 吉川大雄・菱沼孝夫・近久武美:「自動車用固体高分子型燃料電池の性能評価」, 機論B, Vol. 66, No. 652 (2000)
• (2) H. Tabe, M. Nishino, H. Takamatsu, and T. Chikahisa: “Analysis of Dominant Effects of Structure and Properties in Cathode Catalyst Layer on PEFC Performance”, JSME Trans. Trans. (B), Vol. 77, No. 774 (2011) (in Japanese)
• 田部 豊・西野昌芳・高松宏行・近久武美:「固体高分子形燃料電池性能に及ぼすカソード触媒層構造と物性の支配影響解析」, 機論B, Vol. 77, No. 774 (2011)
• (3) M. Ishinabe, N. Yasuda, Y. Okamoto, T. Araki, K. Imaeda, M. Kasamura, H. Nakajima, and T. Miyamoto: “Power performance improvement by the sonication to the cathodal catalyst of the solid macromolecule form fuel cell”, IEEJ Trans. PE, Vol. 133, No. 11 (2013) (in Japanese)

タイトルに関連する用語 (5件)： 固体高分子形燃料電池 ,  カソード ,  触媒層 ,  マイクロ波処理 ,  発電性能