雄マウスにおいて,コムギアルキルレゾルシノールはインスリン感受性とコレステロール排泄を増加させることにより高脂肪食,高スクロース食による肥満とグルコース不耐性を抑制する

OISHI Katsutaka; OISHI Katsutaka; OISHI Katsutaka; YAMAMOTO Saori; ITOH Nanako; NAKAO Reiko; YASUMOTO Yuki; YASUMOTO Yuki; TANAKA Keiko; KIKUCHI Yosuke; FUKUDOME Shin-ichi; OKITA Kimiko; TAKANO-ISHIKAWA Yuko

文献

J-GLOBAL ID：201502270521348719 整理番号：15A0331196

雄マウスにおいて,コムギアルキルレゾルシノールはインスリン感受性とコレステロール排泄を増加させることにより高脂肪食,高スクロース食による肥満とグルコース不耐性を抑制する

Wheat Alkylresorcinols Suppress High-Fat, High-Sucrose Diet-Induced Obesity and Glucose Intolerance by Increasing Insulin Sensitivity and Cholesterol Excretion in Male Mice

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資料名：
巻： 145 号： 2 ページ： 199-206 発行年： 2015年02月
JST資料番号： E0050A ISSN： 0022-3166 CODEN： JONUA 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

アルキルレゾルシノール(Ar)はコムギやライムギ等の穀類に300~1500μg/g含まれるフィトケミカルで,グリセロール-3-リン酸デヒドロゲナーゼ等の代謝酵素を阻害する。本研究ではArが肥満マウスの代謝に与える影響を検討した。雄マウスに高脂肪食,高スクロース食(FS食)のみ,またはFS食にAr0.4%を添加した飼料を10週間与え,血液マーカー,遺伝子発現,グルコース不耐性,インスリン感受性,糞便中脂肪排泄を測定した。その結果,Arは肝臓の脂質蓄積と腸のコレステロール吸収を阻害することによりグルコース耐性とインシュリン感受性を増加させ,FS食による肥満を軽減させることが示唆された。

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穀類とその製品一般 , 代謝異常・栄養性疾患の治療 , 動物の代謝と栄養一般

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