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J-GLOBAL ID:201502270530374811   整理番号:15A0273938

塩基性線維芽細胞成長因子の持続性放出を達成するための新しいコラーゲン/セルロースナノ結晶足場のin vitroおよびin vivo評価

In vitro and in vivo evaluation of a novel collagen/cellulose nanocrystals scaffold for achieving the sustained release of basic fibroblast growth factor
著者 (6件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 882-893  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: T0291A  ISSN: 0885-3282  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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組織工学により作製される真皮は,皮膚欠陥のための最良の治療法である。しかし,これらの生体材料足場の遅い血管新生は,その臨床応用を制限してきた。本検討では,塩基性線維芽細胞成長因子(bFGF)等の成長因子を放出する能力がある,ゼラチンミクロスフェア(GM)を含有する新しい足場のコラーゲン/セルロースナノ結晶(CNC)を開発した。in vitroおよびin vivo実験を行い,放出されたbFGFの血管新生潜在能を評価した。このアプローチの理論的根拠は,組織工学による真皮形成における血管新生を促進することができる基質の製造に基づいていた。その結果,コラーゲン/CNC足場では,マトリックス成分(コラーゲン)が補強材料(CNC)を相対位置を維持して支持し,CNCはコラーゲンマトリックスを増強し安定性を付与していた。5wt%のGM負荷は,複合材料足場に対して最大膨潤性をもたらした。それ故,bFGFを負荷したGMは,生理活性形態でbFGFの持続的に放出しそして時間経過でbFGFレベルを制御して与えるため,コラーゲン/CNC足場内に組込まれた。in vitro細胞培養結果から,その足場は,優れた生体適合性を有し,細胞毒性は無い,ことが分った。本検討は,血管新生を誘起する組織工学構築用への大きな臨床可能性と共に,創傷治癒用の血管新生を促進する迅速で有効な方法を提案した。
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分類 (6件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
外傷の治療  ,  血管系  ,  外皮一般  ,  医用素材  ,  食品蛋白質  ,  多糖類 

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