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J-GLOBAL ID:201502270795660832   整理番号:15A0744478

LnFeO3(Ln:La,Pr,Nd,Sm)の結晶対称性,電気伝導性および電子構造のLn3+の種類への依存性

Dependence of crystal symmetry, electrical conduction property and electronic structure of LnFeO3 (Ln: La, Pr, Nd, Sm) on kinds of Ln3+
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巻: 123  号: 1438  ページ: 501-506 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U0409A  ISSN: 1348-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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LnFeO3(Ln:La,Pr,Nd,Sm)の結晶対称性,電気伝導率,Feの化学状態,および光学的性質のLn3+の種類への依存性を調べた。全てのLnFeO3は斜方晶構造を示し,結晶対称性の高さはLaFeO3>PrFeO3>NdFeO3>SmFeO3の順序であった。許容因子を用い,この順序の解明に成功した。電気伝導率は小ポーラロンホッピング伝導を用いて説明できた。結晶対称性の増加と共に電気伝導率は増加し,ホッピング伝導の活性化エネルギーは低下した。これは,結晶対称性が高いLnFeO3中の線形Fe-O-Fe結合における,Fe3d軌道とO2p軌道の大きな重なりに起因した。結晶対称性が高いLnFeO3中のFe3d軌道とO2p軌道の大きな重なりがMoessbauer分光法により検出され,拡散反射分光法により大きな光バンドギャップが観察された。Moessbauer分光法により評価したLnFeO3中のFeの化学状態はLn3+の種類にかかわらず基本的に+3の一定であるため,LnFeO3のキャリア濃度は一定であることが明らかになった。LnFeO3の電気的性質を決定する支配要因は,結晶対称性に影響された移動度であると結論付けられた。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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セラミック・陶磁器の製造  ,  セラミック・磁器の性質 

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