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J-GLOBAL ID:201502270920545188   整理番号:15A0212422

γ-シクロデキストリンをもつ銀ナノ粒子コロイド:強化された安定性とGibbs-Marangoni流

Silver nanoparticle colloids with γ-cyclodextrin: enhanced stability and Gibbs-Marangoni flow
著者 (3件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 2820,1-17  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: W1361A  ISSN: 1388-0764  CODEN: JNARFA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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シクロデキストリン(CD)は,金属ナノ粒子コロイドの有効な安定剤であるが,そのようなコロイドの安定化に対するα-,β-,およびγ-CDの相違は以前には報告されていなかった。本研究では,還元剤としてNaBH4を,安定剤としてシクロデキストリンを用いて,銀ナノ粒子(AgNP)を合成した。平衡状態でのAgNPコロイドの長期安定性は,CDのタイプによる顕著な差異が見られなかった。透過型電子顕微鏡および定量的画像分析では,CD-AgNPの粒子サイズの違いは統計学的に有意なものの,ごくわずかな違いしか見られなかった。CD-AgNPコロイドは,α-,β-,およびγ-CDに対してそれぞれ,7.3±2.2,6.3±2.9および4.9±1.9nmの平均粒形をもつ分散粒子と,-25~-30mVの同様のζポテンシャルを示した。CDを有しないAgNPは15.0±2.0nmのより大きな凝集粒子と,約-40mVのより低いζポテンシャルを示した。遠心力,すなわち,非平衡状態にさらされると,γ-CDのコロイドの安定化は,α-,β-CDよりも著しく効率的であった。コロイド液滴の乾燥パターンは,γ-CDによって安定化されたコロイドのほかは全て,典型的な自己ピン止めコーヒーリングを示し,これは乾燥液滴内の支配的なGibbs-Marangoni流に起因するパターンである。Derjaguin,Landau,VerweyとOverbeek(DLVO)理論を用いた計算は,平衡状態でのCDの安定化効果を支持した;しかし,流体力学的ストレスの条件下では,γ-CDによる優れた安定化のための手がかりを提供しなかった。Copyright 2015 Springer Science+Business Media Dordrecht Translated from English into Japanese by JST.
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