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J-GLOBAL ID：201502271022512202   整理番号：15A0597734

四原子分子におけるRenner-Teller効果に対するモデルの基礎にある理論 C₂H₂⁺のX²Π_u電子状態

Underlying theory of a model for the Renner-Teller effect in tetra-atomic molecules: X²Π_u electronic state of C₂H₂⁺

著者 (5件)： PERIC M. (Fac. of Physical Chemistry, Univ. of Belgrade, Studentski trg 12, P.O. Box 47, PAK 105305, 11158 Belgrade, Serbia) ,  JEROSIMIC S. (Fac. of Physical Chemistry, Univ. of Belgrade, Studentski trg 12, P.O. Box 47, PAK 105305, 11158 Belgrade, Serbia) ,  MITIC M. (Fac. of Physical Chemistry, Univ. of Belgrade, Studentski trg 12, P.O. Box 47, PAK 105305, 11158 Belgrade, Serbia) ,  MILOVANOVIC M. (Fac. of Physical Chemistry, Univ. of Belgrade, Studentski trg 12, P.O. Box 47, PAK 105305, 11158 Belgrade, Serbia) ,  RANKOVIC R. (Fac. of Physical Chemistry, Univ. of Belgrade, Studentski trg 12, P.O. Box 47, PAK 105305, 11158 Belgrade, Serbia)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 142  号： 17  ページ： 174306-174306-14  発行年： 2015年05月07日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 今回の研究では,C₂H₂⁺のX²Π_u状態に関し,電子エネルギー面と非断熱行列要素のab initio計算によって,直線状平衡構造をもつ四原子分子におけるRenner-Teller効果に関する簡単なモデルがありうることを証明した。この現象は,三原子種で現れる通常のRenner-Teller効果と高度に対称的な分子に生じる元来のものに類似の一種のRenner-Teller効果の組み合わせと考えられる。5つの適切な(平面)分子幾何構造で行ったab initio計算から抽出できるたった4つのパラメータ(スピン効果を考慮する場合には,スピン-軌道定数)が,直交化で完全な低エネルギー(変角)振電スペクトルを与えるハミルトニアン行列を構築する上で十分である。今回の研究の主な結果は,分子の多くの幾何構造での非断熱行列要素に関する面倒な計算をすることなく,モデルの見かけの簡単さの下に隠されている断熱化スキームが,小振幅変角振動で安全に実行できることの証明である。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *多原子分子 ,  量子遷移 ,  スピン-軌道相互作用 ,  分子構造 ,  変角振動 ,  振電相互作用 ,  ポテンシャルエネルギー曲線
準シソーラス用語： *四原子分子 ,  非断熱遷移 ,  行列要素 ,  スピン・軌道結合

分類 (1件)： 分子の電子構造  (BH05010Q)

物質索引 (1件)： アセチレンカチオン

タイトルに関連する用語 (5件)： 四原子分子 ,  モデル ,  基礎 ,  理論 ,  電子状態