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J-GLOBAL ID:201502271030745933   整理番号:15A0722485

サブ波長構造におけるソリトン周波数のシフト

Soliton frequency shifts in subwavelength structures
著者 (7件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 055503,1-5  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: D0538C  ISSN: 2040-8978  CODEN: JOOPCA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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光ソリトンは,多くの自然の非線形システムやBragg反射器,フォトニック結晶ファイバー,メタ材料などの人工的に創生された非線形システムで生じる自己局在化した光パルスである。これらのソリトンは,共鳴非線形性,Kerr非線形性および2次非線形性を持つ媒体の中に幅広く存在する。通常,ソリトンに関する理論的な研究は,緩やかに変化する包絡線近似(SVEA)に基づいている。最近の超高速光学の技術的進展によって,低サイクルまたは1サイクルの光パルスの生成が可能になってきた。このようなパルスについては,SVEAはもはや有効ではない。その結果,繰り返しの少ないソリトンをモデル化するために,SVEAを越えるいくつかの理論的なアプローチが開発されている。本稿では,サブ波長構造内に埋め込まれた共鳴媒質を伝搬する低サイクルの超短波レーザーパルスに関するソリトン周波数シフトを研究し,基礎となる物理学を明らかにした結果を報告する。有限差時間領域法によって,全波Maxwell-Bloch方程式を数値的に解いた。構造の周期を変えると,ソリトンのブルーシフトとレッドシフトが起こることが分かった。このプロセスにおいて,反射波が重要な役割を演ずることが判明した。パルスが周期的構造内を伝搬するとき,反射波は薄い層によって後方に再反射され,発生するソリトンの制御可能な周波数シフトがさらに誘発されることが分かった。この結果は,幅広いスペクトル域に亘って光ソリトンを修正する方法を示唆する。
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分類 (1件):
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量子光学一般 
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