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J-GLOBAL ID:201502271239424638   整理番号:15A0736019

カロリー制限によるスフィンゴ脂質代謝の調節は,骨格筋におけるインスリン作用を増強する

Modulation of sphingolipid metabolism with calorie restriction enhances insulin action in skeletal muscle
著者 (4件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 687-695  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,6か月間の飼養試験の後のラットにおいて,カロリー制限(CR)が骨格筋のスフィンゴ脂質代謝に及ぼす影響ならびにそのインスリン作用改善への寄与を調査することであった。29頭の雄フィッシャー344ラットを任意摂取(AL)飼料または30%のCRに無作為化した。飼料摂取量,体重およびインスリン感受性をモニターした。6か月後,骨格筋(外側広筋)を採取し,インスリンシグナル伝達および脂質のプロファイリングを実施した。CRは,インスリンおよびグルコースレベルを有意に減少させ,また,スフィンゴ脂質の形成および代謝に関与する蛋白質の発現および活性を変化させた。CRラットでは,セラミドの量が有意に増加した(P<0.05;14~15頭)一方で,セラミド代謝産物(すなわち,スフィンゴ糖脂質:ヘキソシルセラミドおよびラクトシルセラミド)は有意に減少した(P<0.05;14~15頭)。セラミドリン酸,スフィンゴミエリン,スフィンゴシンおよびスフィンゴシンリン酸は,AL群とCR群との間で有意差はなかった(P=ns;14~15頭)。ラクトシルセラミドの量は,インスリン抵抗性の代理マーカー(インスリン抵抗性の評価の恒常性モデル)と有意に相関した(r=0.7;P<0.005)。高いレベルでインスリンシグナル伝達を妨げることが知られているセラミド代謝の産物(スフィンゴ糖脂質)は,CRラットの骨格筋で有意に減少した。インスリン感受性の増加は,スフィンゴ糖脂質レベルに関連している。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
脂質の代謝と栄養  ,  筋肉  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 

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